/
2024/04/09
いまから約20年前のモーニング娘。全盛期のオタクたちのインタビューまとめ本
劔樹人や宇多丸といった業界人からサムライ、ピストルといった一般トップオタまで幅広くインタビュー
モーニング娘。全盛期ってオタクも今みたいに小綺麗じゃなくてきったなくて、コンプラも緩かった時代
AKB48の全盛期とは別物のカオス
どっちがすごかったとかではなく、時代が違う 性質が違う
ひとりひとりのエピソードが特濃で、胃もたれしてくる
オタクがカラオケボックスに集まって曲を流すだけのイベントなのに、熱気で天井から汁が滴り落ちてきたとか、カラオケボックスに数百人も集まるようになったとか、行き過ぎた行為で警察に逮捕されるとか
モーニング娘。って現象だったよなあと思う
ブームって去ってしまったらその熱狂を忘れがちだけど、こんな時代あったな、確かにあの頃はみんなモーニング娘。に夢中だったなって思いました
僕も生写真とか買ってたわ、この本を読むまで忘れてた
BUBKAの連載だから、登場するのがほぼBUBKA系で、BUBKA系からの視点が中心というのはあるんだけど、関わっていた人が存命で、記憶もはっきりしているうちにこういったまとめ本を出すというのはすごく意義があることだと思います
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
アウシュヴィッツ収容所―写真ドキュメント
先日、ゲルハルト・リヒター展に行きまして。そこで『ビルケナウ』って新作が公開されていて。その作品が強制収容所の作品だったのですよ。
隠し撮りみたいな写真で、まさに収監者を殺そうとしてる場面で。
よ …続きを見る
Go ! Go ! GUITAR 20th ANNIVERSARY Go ! Go ! GUITAR
19(ジューク)世代です。19に憧れてアコースティックギターを買った身です。19がいちばん載っている雑誌がこのGo!Go! GUITARでした。はじめて弾いた曲は以心伝心でした。Fの壁が越えられずアル …続きを見る
日本中世に何が起きたか 都市と宗教と「資本主義」 網野善彦
中世史の学者、というよりも当時の論壇のスター的存在になっていた網野善彦の論考や講演集。いずれも1980年から90年代半ばにかけてのもので、この本は1997年に出たから、ベストセラーになった1978年の …続きを見る
センネン画報 +10 years 今日マチ子
すごく好みです。チャットモンチー「サラバ青春」みたいな世界。青春には終わりがあることを知っているからこそ、学生たちのなんでもない日常が輝いて見えるのは大人の特権だと思う。なんでもない日常なのに胸が痛ん …続きを見る
東京モンタナ急行 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
ブローティガンの作品のなかでもエッセイ寄りです。というかエッセイです。
幻想的な語りをするでもなく、なにかひとつのテーマがあるわけでもなく、身の回りのことを気の向くままに綴った、彼の著作のなかでもい …続きを見る
西瓜糖の日々 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
ここは地球かもしれないし地球ではないかも知れない。すべてが西瓜の糖でできている世界の話。ブローティガンの詩の世界の話。建物も服もすべてが西瓜糖製。
2つのコミューンが、そこに集まる人々の微妙なバ …続きを見る
韃靼疾風録〈上〉〈下〉 司馬遼太郎
司馬遼太郎の作品は小説に限っても多くあるが、そのほとんどが1960年から1980年代の、わずか20数年に書かれている。その最後の小説が『韃靼疾風録』だ。以降、司馬は小説は書かなくなり、随筆か紀行文のみ …続きを見る