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2020/12/17
すごく好みです。チャットモンチー「サラバ青春」みたいな世界。青春には終わりがあることを知っているからこそ、学生たちのなんでもない日常が輝いて見えるのは大人の特権だと思う。なんでもない日常なのに胸が痛んで、なんでもない日常なのに涙がこぼれて、なんでもない日常なのに、なんでもないことなんてなにひとつなかったと思える、そんな青春の風にふわっと撫でられているような、青春の風邪をひいてしまいそうな、優しくて切ない本です。
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