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王城の護衛者

『竜馬がゆく』、『燃えよ剣』などを新聞や週刊誌に連載中の1960年代半ばに、それらと並行して書かれた幕末ものの中編集。 表題作の「王城の護衛者」は京都守護職を命じられた松平容保の命運を、会津松平家の …続きを見る

一夜官女

司馬遼太郎の初期の短編を集めた作品集。1960年に、前年に発表した『梟の城』で直木賞を受賞し、1962年から国民的ベストセラー『竜馬がゆく』『燃えよ剣』などを次々に発表していく、ちょうどその間くらいに …続きを見る

神無き月十番目の夜

常陸の国の北限、陸奥・磐城の伊達藩領と接する土地に暮らす郷士と村民が悲劇に見舞われる歴史小説。どの作品でもそうだが、著者は丹念に史料や時代背景を調べ、なぜ悲劇が起きたか、どう悲劇が進行していったかを実 …続きを見る

凍裂

一見円満に見える家庭の主婦が夫を刺した。動機はなぜか…といった話が登場人物の視点を変えて考察されていく。そして明らかになる家庭内のモラルハラスメント…といった内容。 刺された夫の同僚や母親、娘、事件 …続きを見る

利根川民俗図誌

著者はこれまで日本各地の民俗について調査してきた、在野の民俗学者だ。漂泊民のサンカ、「青」の地名と葬送、アイヌ語の地名や牛や馬にまつわる習俗などについて調べ、まとめてきた。その著者が、上京してから住み …続きを見る

高田馬場アンダーグラウンド

鶯谷、渋谷円山町、上野、新橋など山手線の各駅前を「異界」としてとらえ、取材してきた本橋が5番目に選んだ街は、高田馬場だった。所沢で生まれた本橋の父親は、戦後間もない頃に早稲田工業高校を卒業し、西武鉄道 …続きを見る

誰もいない夜に咲く

自分はこれまで桜木紫乃の小説をいくつか読んでいて、北海道の風土をわかったつもりになっていた。たとえば直木賞受賞作「ホテルローヤル」は作者の親がラブホテルを営業したこと、そしてその名前の由来が箱に入って …続きを見る

氷平線

「ホテルローヤル」で直木賞を受賞した桜木紫乃の、デビューから間もない頃の短編集を集めた1冊。作家が住んでいた北海道の東部、道東を舞台にした作品が多い。もちろん全て舞台は北海道だ。 表題作はオホー …続きを見る

利根の変遷と水郷の人々

利根川は言うまでもなく関東一円、神奈川県以外の関東中から水をあつめ、太平洋に流れる流域面積日本一の河川だ。その利根川について書かれた本だ。内容は大きく分けて2つに分かれる。江戸時代の東遷事業と、近代の …続きを見る

歴史の中で語られてこなかったこと おんな・子供・老人からの「日本史」

歴史学者・網野善彦の晩年の対談集。民俗学者の宮田登との3度にわたる対談を収録している。原著は1998年に出たもので、2012年に新書、2020年に文庫として3度も刊行されているところを見ると、根強い読 …続きを見る

狗神

犬神持ちとされている血筋の家で育った美希は、実は10代の頃、それとはしらずに実兄と肉体関係を持ち、彼に裏切られた上に、子供は死産したとされてきた。そして40歳を過ぎた頃、美希の住む村の中学校に青年が赴 …続きを見る

死国

ホラー、民俗をテーマに小説を書いてきた坂東眞砂子のデビュー作。 久しぶりに故郷の高知県の山村に帰ってきた女性は、故郷を離れてすぐ、幼馴染みが16歳で亡くなっていたことを知る。そして、その母親が四国八 …続きを見る

REVIEWS

万里の長城

絵本作家と知られるかこさとしが、晩年に手がけた万里の長城を主題に、中国の歴史を絵本に仕上げた。1960年代から絵本作家として知られるかこさとしだが、実に多才で精力的で、この作品は2011年、著者が85 …続きを見る

味噌・醤油・酒の来た道 日本海シンポジウム 日本海沿岸諸民族の食文化と日本 , , ,

富山で行われた環日本海文化圏のシンポジウムで、まず3回行われた基本的なテーマから発展し、食、住、衣と3回、合計で6回行われたシンポジウムのうちの4回目、食文化を中心に行われた講演集。1981年からまず …続きを見る

会津執権の栄誉

東北の名門、会津を代々の領地とする芦名氏の興亡と、その芦名氏に仕える家臣団を描いた歴史小説。戦国末期、芦名氏は当主が相次いで亡くなり、常陸の佐竹氏から養子を迎えることにした。佐竹から来た家老たちが芦名 …続きを見る

孤蝶の城

カルーセル麻紀の青春時代を描いた「緋の河」の続編となる小説。大胆な虚構を構築したであろう前作と比べると、今作は華々しいデビューを飾ってからのゲイボーイの伝記というか、どうしても実在の人物の行動録みたい …続きを見る
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BY: takahashikazuna
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FEATURES

なるめ『ILY.』完結インタビュー! 鮮やかなドット絵で描く電子の恋と知られざる人間味を語る

イラストレーター・なるめにとって初となる連載漫画『ILY.』が今春、最終回を迎えた。 おそらく商業媒体史上初、全編フルカラーのドット絵で描かれた『ILY.』は、鮮やかな色彩で見る者すべての心を惹きつ …続きを見る
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万里の長城

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富山で行われた環日本海文化圏のシンポジウムで、まず3回行われた基本的なテーマから発展し、食、住、衣と3回、合計で6回行われたシンポジウムのうちの4回目、食文化を中心に行われた講演集。1981年からまず …続きを見る

会津執権の栄誉

東北の名門、会津を代々の領地とする芦名氏の興亡と、その芦名氏に仕える家臣団を描いた歴史小説。戦国末期、芦名氏は当主が相次いで亡くなり、常陸の佐竹氏から養子を迎えることにした。佐竹から来た家老たちが芦名 …続きを見る
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