/
2025/02/13
中村佑介さんの手がけたCDジャケットイラストだけをまとめた本
『Blue』や『NOW』と同じイラストが多数掲載されていたり、
『Blue』や『NOW』には掲載されているのに本書には掲載のないものもあったり、
『Blue』や『NOW』をすでに持っている人にはそれらに加えてこの本も絶対に買うべき! という本ではないんだけど、
でもCDジャケットと同じ縦横比で中村佑介のイラストを改めて感じる、というのは新たな喜びがあります
『Blue』や『NOW』で舐め尽くすように観た絵のはずなのに、本書で改めて観ると新しい発見があったり
気付けなかったことに気づけたりします
判型や装丁のなせる技なのか、なんででしょうね
『Blue』や『NOW』には掲載されているのに本書には掲載のないものを省くことでノイズがなくなり、
CDジャケット用に描かれたものだけに集中できるからかもしれませんね
掲載のないものってめちゃくちゃ大昔に描かれたものだったりするから
中村佑介の絵にも新たな発見をもたらしてくれるし、
買って損なし! です!
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
韃靼疾風録〈上〉〈下〉 司馬遼太郎
司馬遼太郎の作品は小説に限っても多くあるが、そのほとんどが1960年から1980年代の、わずか20数年に書かれている。その最後の小説が『韃靼疾風録』だ。以降、司馬は小説は書かなくなり、随筆か紀行文のみ …続きを見る
東京モンタナ急行 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
ブローティガンの作品のなかでもエッセイ寄りです。というかエッセイです。
幻想的な語りをするでもなく、なにかひとつのテーマがあるわけでもなく、身の回りのことを気の向くままに綴った、彼の著作のなかでもい …続きを見る
ビジネスマン超入門365 ヨシタケシンスケ, 林雄司
文・林雄司さん、絵・ヨシタケシンスケさん
webやぎの目テイスト満開といいますか、面白さのテイストが『死ぬかと思った』とか『デイリーポータルZ』です
フフって笑っちゃうような本なのに、
たし …続きを見る
地球の歩き方 東京 23区 2024~2025 地球の歩き方編集室
地球の歩き方編集部が東京を紹介したらどうなるか
巻頭はめちゃくちゃおもしろかったです
東京で体験できる和傘作りとか浮世絵作りとか、新ビルのテナント一覧とか、知らない情報ばかりで
これが続くな …続きを見る
江口寿史美人画集 彼女 江口寿史
江口寿史さんの彼女展に行きまして。江口寿史ってずーっと絵がうまいなあーすごいなあーと感銘を受けて5万円くらいする複製原画まで買ってしまいました。
江口寿史の絵って5年10年では消費されないところがす …続きを見る
Casa BRUTUS特別編集 アンディ・ウォーホルの基礎知識。 Casa BRUTUS
アンディ・ウォーホルの人となりをまったく知らなかったので買ってみました
まったくわかりませんでした
アンディ・ウォーホルは素を誰にも明かしたことがない、ということがわかりました
彼はずっとア …続きを見る
キュロテ・ドゥ 世界を変えた15人のスゴい女たち ペネロープ・バジュー, 関澄かおる
世界を変えたすごい女15の第2段。こういうものってどうしても第一段の漏れ分になってしまう。
知る人ぞ知るすごい人! でもいいんだけど、なにも成し遂げてない人を載せるのはオバマにノーベル平和賞をあげる …続きを見る
From Tokyo わたしの#stayhome日記2022-2023 今日マチ子
コロナ禍の日々を切り取った、今日マチ子さんの作品集の第3弾。
2022年から2023年の4月まで。
2023年6月現在、コロナはまだ日常に残っていますね。
街中では、マスクをつけている人6割 …続きを見る