幻覚剤やMDMAがうつ病をはじめとする精神病の特効薬かもしれないよ、という本
著書をもう少し調べないと全面的にこの本を信頼できないけれど、非常に面白く読みました
この本が出てからNHKでうつ病と幻覚剤の特集が組まれていたりする状況を見ると、信頼して良さそうです
著者はイギリス薬物乱用諮問委員会(ACMD)の会長を勤めていたものの、
幻覚剤やMDMAを正しく判断して危険な薬物というカテゴリーから外そうよ、と提言したところ、発言が問題視され会長職から外されてしまいます
その後、彼は周囲からの援助を受け、幻覚剤やMDMAを法的に認められた手段でテストし、データを集め、それらの安全性と精神に対する画期的な作用をまとめたのがこの本です
法的に認められた方法で薬物をテストするのは非常にコストがかかるそうです
まず、法的に認められたMDMAや幻覚剤が巷には存在しない
出回っているのは違法に作られた薬物だけ
だから彼はラボ内で独自に安全に管理された方法で、市場の相場の千倍ほどのコストをかけて幻覚剤やMDMAを作り出し、
テストし、データを集め、その集大成が収められています
著者が言うには、幻覚剤やMDMAはそんなに危険ではないのにかかわらず、
民衆の拒否感があまりにも強いため、ヤバいヤツ認定されてしまったそうです
実際にMDMAで死んだひとはいないものの、MDMAによるパニックを起こし、水の飲み過ぎで死んだ少女がいたそうで、
世論が反MDMAに大きく傾いたそうです
先日読んだ『統計はウソをつく』でもありましたが、
幻覚剤やMDMAは統計学的にまったく危険ではない薬物なのだそうです
それが大衆心理で歪められているとのこと
ガリレオ・ガリレイが地動説を支持したときの教会の雰囲気もこんな感じだったんだろうなあ……
日本でも医療用大麻が解禁されたり、オーストラリアでは鬱病患者にMDMAとLSDの処方がOKになったり、
世界は変わりつつありますが、オーストラリアが変わった理由ってもしかしたらこの先生のおかげなのでしょうか
うつ病に20年苦しんでいる身からしたら、MDMAや幻覚剤で治るんならすぐにでも認可してほしいです
日本に鬱病患者は1000万人いて、みんなが薬(デパスとか)漬けになっている現状があるわけですよね
医療費の圧迫もそうですし、1000万人がデパスがなければ日常生活を送れない状態になっているわけですよ
この本には、MDMAがあればうつ病の根治が可能だと書いてあります
ちょっとマジで頼みます先生
もっと研究の成果を出して鬱病患者を薬漬けから抜け出させてください
日本でも、昔は大麻がその他の麻薬といっしょくたにされて、大麻解禁を叫ぶのはヤバいヤツみたいな状況だったのが、
近年は徐々に脱してきていて、医療用に限りOKという法律に変わりましたね
この研究が本当ならマジで頼みます、関係各所