横井孝二画伯のSD画業35周年記念イベントが阿佐ヶ谷ロフトでありましてね。自分は横井画伯の絵ど直撃世代だから行くしかないんですよ。この画集にサイン入れて売ってくれるっていうし。イベントは楽しかったです。
本はひどいです。同人誌レベル。イベントでは「入れたりない絵がたくさんある」って話をしてたんだけど、構成変えればもっと余裕で入るやんけと。ただ絵がポンと置いてあるだけでまっさらなんですよ。解説とかキャラの名前とか一切なくて。でもそれが絵を殺さないために考えられたデザインなら文句はないんですけど、なんの考えもなくただイラストを置いてあるだけで。全然美しくもセンスもなくて。で、最後のほうのページに、各イラストのキャラ名とか何年に書いたかとか載ってるんだけど、同じページに載せたらもっと載せれたじゃん!っていう。センスが必要な仕事にセンスのない編集は関わらないでほしいなって思いました。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
ジョゼフィーヌ! (アラサーフレンチガールのさえない毎日) ペネロープ・バジュー, 関澄かおる
フランスのバンド・デシネ。日本刊2014年。
表紙の絵を見ていただいたらわかるように、理想的な海外の絵。みんなが思い浮かべる海外のイラスト。
ジブリのシネマコミックのような、アニメを切り出したかの …続きを見る
ハリー・ポッターと賢者の石 J.K.ローリング, 松岡佑子
これまで一度もハリー・ポッターシリーズを読んだことも、映画を見たこともありません。でもUSJのハリー・ポッターエリアには行ってみたいなあと思って読んでみることにしました。USJを楽しむためには映画だけ …続きを見る
マーティン・イーデン ジャック・ロンドン, 辻井栄滋
もし本というものに生命力というパラメータが存在するとしたら、地球に隕石が降り注ぎ世界が荒廃に向かっても、この本は変わらず輝きを放ち続けていることでしょう。
労働者階級の男が、乾いたスポンジが水を …続きを見る
令和元年のテロリズム 磯部涼
「川崎市中1男子生徒殺害事件」をきっかけに川崎の不良や在日といった暗部と、そこから這い上がり連帯する人々を描いた「ルポ川崎」の著者・磯部涼が、登戸の殺傷事件、それに触発された元農林水産省事務次官による …続きを見る
愛のゆくえ リチャード・ブローティガン, 青木日出夫
リチャード・ブローティガンのなかでももっとも長く、小説らしい作品。
巻末に高橋源一郎さんのコラムが載っていて、高橋さんはブローティガンのなかでもこの『愛のゆくえ』が一番好きらしい。
舞台は図書 …続きを見る
イラストノート Premium 窪之内英策のスケッチノート 窪之内英策, イラストノート編集部
一冊まるごと窪ノ内英策かと思ったら8割くらいだった。大特集・窪ノ内英策、その他企画ページや広告もアリ、みたいな感じ。
ONE PIECEのアオハルの設定画やインタビューは素晴らしかったけど、この表紙 …続きを見る
PRISMTONE RANGE MURATA ANIME WORKS1998-2006 村田蓮爾
村田蓮爾がキャラクターデザインを手掛けたアニメの仕事をまとめた本。
イメージイラストやキャラクタースケッチといったものも含めた総まとめ本であって画集ではありません。
このキャラクタースケッチについ …続きを見る