/
2021/05/19
僕たち私たち読書好きってのは、年に一冊出会えるかどうかっていうとてつもなく素晴らしい本との出会いが忘れられなくていまだに本を読み続けていると思うんですけど、この本がそれでした。とてつもなく素晴らしい。
戦後間もないニッポンを、GHQのカメラマンが撮影したフルカラー写真をまとめた本です。
前半が皇室や米軍関係、中盤が東京の風景、後半が日本全国の風景。
もともと、過去二冊「GHQカメラマン写真集」が出されていたんですけど、高いしでかいし絶版だしで、小さくて安いこの本が作られたわけです。
軍法裁判の写真とか被告席に東條英機が座ってる様子とか載ってるしとんでもない。
当時の原宿って米軍の住宅街だったんだって思ったり、新地の写真まで載ってたり、すんごい。日本国民はみんな読んだほうがいい。日本史の教科書、これにしたほうがいい。なんども読み返すと思う。本棚の一番上の段。
あと、ちょっとしたコラム的なものも載ってるんですけど、GHQが憲法9条を作った理由は「世界世論からの日本への懲罰への懐柔」って書いてあってなるほどなあと思いました。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
愛のゆくえ リチャード・ブローティガン, 青木日出夫
リチャード・ブローティガンのなかでももっとも長く、小説らしい作品。
巻末に高橋源一郎さんのコラムが載っていて、高橋さんはブローティガンのなかでもこの『愛のゆくえ』が一番好きらしい。
舞台は図書 …続きを見る
東と西の語る日本の歴史 網野善彦
日本中世史を専攻している歴史学者、網野善彦が1982年と、比較的初期に著した日本の通史。といっても、弥生時代から始まり、著者の専攻分野だった応仁の乱、戦国時代や北条早雲の活躍した時代で著述は終わる。タ …続きを見る
ILLUSTRATION 2019 平泉康児
この2019年版だけ若干のプレミアがついてます。なぜ。
近年の『イラストレーション』のように新人中心。
面白いな、と思う一方で昔の最高な『イラストレーション』を知っているだけに「もっと行ける!」っ …続きを見る
仁義なき戦い 浪漫アルバム 杉作J太郎, 植地毅
東映不朽の名作あの「仁義なき戦い」のファンブック。当然、仁義シリーズが好きな人に向けた内容ですが、杉作J太郎、植地毅、吉田豪といったライター陣の熱量がハンパないので、単純にサブカル本としても十分に楽し …続きを見る
日本のロゴ・マーク50年 日本タイポグラフィ協会
フジテレビ、日本テレビ、ベネッセ、三井銀行など錚々たる企業のロゴやブランドのロゴを50年分まとめた本
すっごいし、50年前のロゴもまったく古くさくない
くまもんって、デザイン会社が1000 …続きを見る
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 ロバート・キヨサキ, 白根美保子
昔の大ベストセラーをいまさら読んでみました
この本ってアムウェイにとって聖書みたいな扱いを受けているとなんとなく知っていて身構えていたんですけど、本書にはアムウェイ的な要素はいっさいありませんでした …続きを見る
ひろなかのなか 弘中綾香プライベートフォトブック 弘中綾香
テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーのフォトブックというか写真集です。写真集にインタビューが6ページほどついているので「フォトブック」としたと思うんですけど、世にあるフォトブックのほとんどは駄作というイメ …続きを見る
タミヤ公式 ミニ四駆 パッケージアートコレクション 上 タミヤ
こんなおっさんホイホイな画集が出るなんて……
amazonレビューが変に低いのは、上下分冊商法だからでしょうか
たしかに一冊にまとめられるし、製本が危うくてページが取れるんじゃないかと心配になる
…続きを見る