コロナのパンデミックが起きた2020年、新潮が52人の作家に声をかけて実現したリレー日記の書籍化
声をかけた時点ではコロナなんて1ミリも流行っておらず、たまたまのタイミングで実現してしまった企画
載っているのは有名な作家ばかりだけど、日記のだとどの人も同じような文体で驚く
そしてそれぞれの生活を送っている
家でトレーニングしたり、散歩したり、たまに人と話したら感動したり、家で黙々と作業をしていたり、誰もおなじような日常を送っている
サカナクションの山口一郎が、「大衆に向けて曲を作っているのに、大衆と同じ暮らしをしていないと思っていた。だけどコロナになって、みんなと同じ生活を送るようになった」と語っていて、この日記を読んで大作家であろうともみんな同じような生活を送ってるんだなって思った
すごい作家たちのそれぞれの地点のそれぞれの生活の日記
点数なんてつけられない
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