/
2021/10/29
一年の延期を経てようやく発売されました、窪ノ内英策さんの絵の仕事集です。画集みたいなサイズですけど、中身は雑誌『イラストノート』での窪ノ内英策特集をベースにボリュームアップしたものです。
「鉛筆の下絵が残りまくってるなあ」と思いながら読んでいたんですけど、インタビューを読んで氷解。
鉛筆にしかできないことをやる、マンガとイラストの間を目指す、見る人に「自分にも描けそう」と思ってもらう、などの発言を読んで、まさにそう!と思いました。窪ノ内英策さんの絵は、べらぼうに巧いのに、模写できるんじゃないかという気持ちになるし。でも本人に「自分にも描けそうって思いました」っていうなんて地雷質問じゃないですか。このインタビューを読まなければその狙いはわからなかったし、すべて窪ノ内さんの狙い通りに感情が動かされてるしでいたく感服いたしました。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
日本の乗用車図鑑1986-1991 自動車史料保存委員会
またもすべてモノクロ写真
1986年、普通にカラー写真あっただろ……
カラーで出し直してくれ… …続きを見る
EYE YONEYAMA MAI 米山舞 作品集 米山舞
いまいちばんクリエイティブなことをしているイラストレーター米山舞さんの商業初画集です。
こうしていろんな作品を連続して見ると、米山さんがアニメーター出身ということがよくわかりますね。
簡略化が …続きを見る
’95年最新版 スーパーファミコン大百科 全462タイトル
1995年に実業之日本社から出版されたスーパーファミコンカタログ本。'94年発売の全てのソフトと'93年発売の編集部オススメソフト併せて全462タイトルが掲載されてます。RPG、シミュレーション、スポ …続きを見る
[re futurhythm] 村田蓮爾
村田蓮爾2冊目の画集『futurhythm』の新装丁版。
読みながら、GANTZスーツって村田蓮爾さんの影響受けてるんじゃないかなあと思いました。
めちゃめちゃ分厚くていい紙を使っていて、それ …続きを見る