/
2021/10/29
tofubeatsのCDジャケットとか、『スローモーションをもう一度』みたいな、80~90年代のマンガやアニメの影響を色濃く残したイラストを「ニューレトロ」とこの本は呼んでいます。ニューレトロとはもともとある言葉ではなくて、この本の造語です。
こういうコンセプトがしっかりしている本はわかりやすくていいですね。作家ではなく絵が主役なのもいい。背景色が白で断ち落とされず、誌面いっぱいまで色が載っているのが新しい。そしてなにより、こういう本を作ろうと思ったのがいい。こういった絵をひとまとめに表すのに使った「ニューレトロ」という言葉も、いろいろ回り回って、最終的にここに落ち着くだろうなあと思う。
紙質があまりよくなくて安い紙を使っているんだけど、それ以外はこのフォーマットでの完成品ではないでしょうか。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
ILLUSTRATION 2017 平泉康児
前号の2016で「新人を発掘し始めた」って書いたんですけど、この年は思いっきり新人ばっかりですね。2013年の号は絵画だったり、イラストだったり、チープアートだったり、その界隈で伝説級の人ばかりが載っ …続きを見る
色街百景: 定本・赤線跡を歩く 木村聡
長年にわたって日本全国の色街を訪ね歩いてきた著者が撮り溜めてきた色街の写真集。説明するまでもなく色街とは男性に性風俗を供給する女性たちがいた、売買春が行われてきた地域だ。戦後、いちおう法律で禁止される …続きを見る
EYE YONEYAMA MAI 米山舞 作品集 米山舞
いまいちばんクリエイティブなことをしているイラストレーター米山舞さんの商業初画集です。
こうしていろんな作品を連続して見ると、米山さんがアニメーター出身ということがよくわかりますね。
簡略化が …続きを見る
グランマ・ゲイトウッドのロングトレイル 浜本マヤ, ベン・モンゴメリ
先日読んだ今日マチ子さんのエッセイの中で、何度も読み返す大好きな本として本書が挙げられていたので読んでみました
1955年、女性ではじめてアパラチアン・トレイルという3,500kmの山道を大きな …続きを見る
anna magazine vol.9 anna magazine
ロサンゼルスからニューヨークまでアメリカを横に縦断するという、ひとつの到達点のような号。すごいのは、めちゃくちゃ治安の悪いデトロイトの廃墟とアンテロープキャニオンの神秘的な自然を同じ雑誌に載せていると …続きを見る
藤田幸久式モデリングマニュアル―雑多えんたあていめんと。 藤田幸久
先日読んだU井T吾さんのルーツが藤田幸久さんの描かれていた『プラモのモ子ちゃん』にあると知って、藤田幸久さんの本を読んでみました。
『プラモのモ子ちゃん』は版権の関係か書籍化されておらず、藤田幸久さ …続きを見る
Casa BRUTUS特別編集 アンディ・ウォーホルの基礎知識。 Casa BRUTUS
アンディ・ウォーホルの人となりをまったく知らなかったので買ってみました
まったくわかりませんでした
アンディ・ウォーホルは素を誰にも明かしたことがない、ということがわかりました
彼はずっとア …続きを見る