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2024/12/27
アンディ・ウォーホルの人となりをまったく知らなかったので買ってみました
まったくわかりませんでした
まったくわからない、ということがわかりました
彼はずっとアンディ・ウォーホルという人物を演じていて、自らのブランディングのためだけにすべての発言をしていた、ということがわかりました
アートに価値なんてない、だからこそブリロボックスみたいな作品を作るし、工業製品的な作品つくりをする
それが何十億円になる、という皮肉
アンディ・ウォーホルはなにを考えていたとか一切表に出さなかったんだなあ
ずっとフェイクスターのままでいて、すべてを謎のままにして死んでいったんだなあ
彼はなにを考えていたんだろうなあ
アンディ・ウォーホルを知っていくにつれて彼のことが嫌いになるし好きにもなる
ひとを知るってこういうことだよね
読めてよかった
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