REVIEW

ブローティガン東京日記 ,

リチャード・ブローティガンの1ヶ月半の来日の記録。来日の日々で書いた詩をまとめたもの。 タイトルは日記だけど、すべて詩。 ブローティガンといえば藤本和子さんの翻訳があってこそと思っていましたが …続きを見る

西瓜糖の日々 ,

ここは地球かもしれないし地球ではないかも知れない。すべてが西瓜でできている世界の話。ブローティガンの詩の世界の話。建物も服もすべてが西瓜製。 2つのコミューンが、そこに集まる人々の微妙なバランス …続きを見る

ULTRA GRAPHICS 1999-2009 ウルトラジャンプ10周年記念画集

ウルトラジャンプの創刊号から十周年までの表紙画やピンナップイラストをまとめた本。 でもけっこう歯抜け。1/3くらいしか載ってない。 でも各作家の画集にすら収録されてない絵があったりとけっこう貴重で …続きを見る

ジョゼフィーヌ! (アラサーフレンチガールのさえない毎日) ,

フランスのバンド・デシネ。日本刊2014年。 表紙の絵を見ていただいたらわかるように、理想的な海外の絵。みんなが思い浮かべる海外のイラスト。 ジブリのシネマコミックのような、アニメを切り出したかの …続きを見る

KON’S TONE「千年女優」への道

プレミア本が好きです。本書、5000円します。 『千年女優への道』というタイトルにある通り『千年女優』について書かれているのかな、と思って作品視聴。本の目次を見ると『パーフェクトブルー戦記』という項 …続きを見る
BY: takahashikazuna

地下室の手記 ,

ドストエフスキーの著作を読むのは『カラマーゾフの兄弟』に続き2作目。19世紀のロシア人ってみんなこんなマウント取りのクズ野郎ばっかなんでしょうか。 貧乏とか遅刻するとかそういうクズではなく人にマウン …続きを見る

パラレル百景 ,

100点でもいい。減点する要素がない。北村みなみさんの絵が好きすぎるというだけかもしれないけれど。 この短歌が優れたものなのかどうかを判断できる目がない。もっと短歌を読まないとわからない。 笹 …続きを見る

ハリー・ポッターと賢者の石 ,

これまで一度もハリー・ポッターシリーズを読んだことも、映画を見たこともありません。でもUSJのハリー・ポッターエリアには行ってみたいなあと思って読んでみることにしました。USJを楽しむためには映画だけ …続きを見る

HERE ヒア

『バーナード嬢曰く。』という読書マンガがありまして。作者がSF読みだからSFの本ばかり紹介されるんですけど、このリチャード・マグワイアの『HERE』は絵本みたいで読みやすい、とのことだったので挑戦して …続きを見る

苺畑の午前五時

つい最近お亡くなりになった、ロッキング・オン創設メンバーの松村雄策さん。 死去されたことを告げるニュースの掲示板で、この『苺畑の午前五時』はいい小説だった、という意見をいくつか目にし、手に取ってみま …続きを見る
BY: takahashikazuna

芝生の復讐 ,

デビュー作『アメリカの鱒釣り』の後に書かれた短編をまとめた作品。 すっごい面白いですねえ。言葉すべてが詩的。 本というものは異世界への小旅行、他人の人生を体験するものであれば最適な作品です。 …続きを見る

世界音痴

最近よく遊ぶ漫画家さんのオススメ本。 歌人・穂村弘さんのエッセイです。 歌人って肩書きには近寄りがたい知的なものがありますが、そんな予想を裏切る情けないエッセイでした。 39歳独身、実家暮ら …続きを見る
BY: takahashikazuna

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