/
2025/01/17
ひとは生まれながらにして罪を背負っているっていうのは本当のことかもしれないね
人間の誕生から現代に至るまで、人間はどのような生活を送り、どのように発展し、どのように……と、人間にまつわる無数のどのように、をまとめた本
農耕生活のはじまり、宗教のはじまり、科学のはじまり、差別のはじまり、戦争のはじまり、グローバル社会のはじまり
人間の世界は争いがつきもので、ホモ・サピエンスはクロマニヨン人を絶滅させ、数多くの動物を絶滅させ、白人は先住民族を絶滅させ、人間の業を嫌というほど見せられる
人間は生まれながらに罪を背負っている、というのは言いえて妙だなあ
いま世界ではキリスト教とイスラム教が宗教の2大巨頭だけど、キリスト教とイスラム教がどのように広まったかはわかっても、キリスト教とイスラム教がなぜ広まったかはわからない
それは歴史の当事者しかわからない
現代でもどのように殺人事件が起きたかはわかっても、なぜ殺人事件を起こしたのかは当人でなければわからないように
この本は単行本から文庫になったんだけど、単行本の時点では大きな戦争もなく、「われわれははじめて平和な時代を生きている、だがこれはこれからも続くのか、次なる戦争が起こるのかはわからない」とあとがきに書いてありましたが、文庫版ではロシアとウクライナの戦争に触れられています
これまで歴史って過去のことを学ぶ学問だと思っていたけど、大いなる流れの真っ只中に我々はいるんだなあと思いました
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
証言モーヲタ ~彼らが熱く狂っていた時代~ 吉田豪
いまから約20年前のモーニング娘。全盛期のオタクたちのインタビューまとめ本
劔樹人や宇多丸といった業界人からサムライ、ピストルといった一般トップオタまで幅広くインタビュー
モーニング娘。全 …続きを見る
統計はこうしてウソをつく: だまされないための統計学入門 ジョエル・ベスト, 林大
数字を絶対のものとして僕らは扱うけれども、その数字って実は間違いだらけかもよ、という本
例えばいま現在、報道を賑している新興宗教が「我々の信者数は1000万人だ!」と公表していますが
第三者か …続きを見る
不運な女 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
ブローティガンの自殺後に、遺族が遺品から見つけた作品。作品はブローティガンが自殺する2年前に完成していた。
このブローティガンの最高傑作は彼が死ぬまで表に出ることはなかった。
ブローティガ …続きを見る
BRUTUS特別編集 合本・居住空間学 COLLECTION BRUTUS
部屋や家、インテリアの本が好きです。BRUTUSの家本ならまあ間違いはないですよね。casa BRUTUSっていう建築だけの雑誌もやってるし。楽しく読みました。いいなあ~憧れるなあ~って。
ただね、 …続きを見る
なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか: PKO司令官の手記 ロメオ ダレール, 金田耕一
ルワンダ大虐殺を眼の前で見ていて、なにもできなかったPKO司令官の後悔記
なにもできなかったというのは、国連加盟国がルワンダという小国を救う必然性を見いだせなかったから
自国の兵士の命がアフリ …続きを見る
FF DOT. -The Pixel Art of FINAL FANTASY- スクウェア・エニックス
ドット絵が好きです。
この本はゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズののドット絵をまとめた本。スーファミ後期の芸術的なドット絵もいいけど、ファミコン初期のチープなドット絵も好き。
キャラクターだ …続きを見る