小説

狗神

犬神持ちとされている血筋の家で育った美希は、実は10代の頃、それとはしらずに実兄と肉体関係を持ち、彼に裏切られた上に、子供は死産したとされてきた。そして40歳を過ぎた頃、美希の住む村の中学校に青年が赴 …続きを見る

死国

ホラー、民俗をテーマに小説を書いてきた坂東眞砂子のデビュー作。 久しぶりに故郷の高知県の山村に帰ってきた女性は、故郷を離れてすぐ、幼馴染みが16歳で亡くなっていたことを知る。そして、その母親が四国八 …続きを見る

敦煌

シルクロードのオアシス都市を舞台に、国家の興亡と仏典の保存に執念を燃やす男…という内容なのだが、キャラクター描写がライトノベルのように典型的で、主人公たちの行動する理由付けも怪しいものだった。だが、こ …続きを見る

ドグラ・マグラ

日本三大奇書のひとつ、ドグラ・マグラです。三大奇書なんて言われるくらいだから、どんなに読みにくくて気持ち悪い本なんだろうと思って読み進めていったら面白すぎて止まらない。 文体のリズム、一言一句に至る …続きを見る
BY: takahashikazuna

すべてがFになる THE PERFECT INSIDER S&Mシリーズ

多くの人が「面白かった小説」として挙げる『すべてがFになる』を読みました。すごい面白いんだけど、西尾維新のほうが面白いなあーと思ってしまった。 これは、森さんが理系の人だからだと思う。 すごく面白 …続きを見る
BY: takahashikazuna

僕と妻の1778話

『アメトーーク!!』の読書芸人の回か、なにか本を大きく扱った番組で取り上げられていて、この本を読んだ出演者たちのリアクションがすごかったので読んでみようと思って買いました。番組で紹介されていたのは新書 …続きを見る
BY: takahashikazuna

カラマーゾフの兄弟

自分はいままでなんて無意味な本ばかり読んできたのだろうと、この本に込められた圧倒的な意思にうちひしがれました。 宗教、恋愛、心理、階級、犯罪、裁判、家族、金、ここには書ききれないほどのあらゆるテーマ …続きを見る

俺と師匠とブルーボーイとストリッパー

桜木ワールド全開のエンタメ小説だ。カルーセル麻紀の青春時代を描いた「緋の河」、怪我によってステージから降りたストリッパーがショーパブ経営を経て復活する「裸の華」など、夜の歓楽街を舞台に数々の作品を出し …続きを見る

葛橋

表題作など3作の中編を収録した小説。表題作の「葛橋」は妻の突然の事故死のショックから立ち直れない男が、故郷の高知に帰ってきて、葛の吊り橋を渡り、似たような境遇の女のもとに通い…という話。葛で編んだ橋は …続きを見る

道祖土家の猿嫁

土佐の、おそらく仁淀川と思われる、贄殿川流域の山村を舞台にした大河小説だ。かつて士族だった村の名主に嫁いできた、その容貌から猿嫁と呼ばれた蕗の、明治から昭和に及ぶ90年あまりの人生を描いている。明治初 …続きを見る

パライゾの寺

パライゾとはポルトガル語で楽園・天国を意味し、隠れキリシタンが崇めたところだ。幕末から20世紀半ばにかけての土佐の民俗を、宮本常一と思しき学者に人々が話すところから物語がはじまる、7つの短編集で、表題 …続きを見る

梟首の島

上下巻で800ページを超える分量もあり、少し読み進めるのが辛いかもしれないが、明治維新後の自由民権運動と女性の権利向上を真正面から捉えた大作だ。梟首とは処刑され、晒された首のことだ。物語は、父親が西南 …続きを見る

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