/
2023/12/28
前作は観光客で今作は当事者。
海外に旅行に行った人からは、「海外に差別なんてない」という意見を聞くけど、実際に住んでみるとどんな国にも差別があることを知る。
前作って「イギリスって素敵!」というエンターテイメントな本だったと思うんですが、コロナ禍であったりBLMでたったり、歳を重ねると誰しも政治に感心が湧いたり、箱根駅伝が好きになってしまうように、主人公の目線もシリアスに変わっていきます。
7年も海外に住んだからこそ見える風景であり、海外生活のリアル。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
IDOL STYLE 都築響一
東京の部屋の写真を撮り続け、『tokyo style』という伝説の本を産んだ都築響一さんの最新『style』はアイドルの部屋の写真集。
ただ、普通の部屋の写真集の構成にはなっていなくて、右ページにア …続きを見る
ヒグチユウコ画集 CIRCUS ヒグチユウコ
ヒグチユウコ展に行きました。
そこでヒグチユウコさんが描いた映画のポスターがありまして、それをどうしても見たくてサンプルをめっちゃ読んだのです。
会場にはこの4000円の画集と20000円の特別な …続きを見る
メディアはマッサージである: 影響の目録 マーシャル・マクルーハン, クエンティン・フィオーレ
スペクテイターという雑誌でマクルーハンという人物を知りまして。一大旋風を巻き起こしたという彼の著作を読んでみたいなと思って読んでみました。
サンプリングで作られた本。文章だけでなく写真やイラストも大 …続きを見る