/
2024/12/27
現在でもデザイン的に引けを取らない名車を集めた本
表紙のワーゲンゴルフをはじめ、ルノー 4やフィアット500など、みんなが納得する名車ばかりがラインナップ
旧車とまではいかない80~90年代の車が多く、値段も300万円以下のものがほとんどで優しい
そしてなにより写真がいい!
必然性のある場所で必然性のある写真を撮っている
アメ車ならアメリカっぽい場所で、ドイツ車ならドイツっぽいところで、その車になにか有名なエピソードがあればそれを連想させる場所で撮っている
クルマごとに、真横から撮った大写真、正面や内装など4枚の中写真から成っていて、クルマごとに抑えるべきポイントが抑えてある
テキストも素晴らしい
なぜその車がいいのか、ということを車専門誌で使われがちな難解な言葉を一切使わずに教えてくれる
この本に登場する車の大半はジウジアーロのデザインで、巻末にジウジアーロのインタビューまで収録!
完璧だよ!
よくぞジウジアーロのインタビューを実現した!
羨ましい!
いい仕事の見本のような本!!
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
ブローティガン東京日記 リチャード・ブローティガン, 福間健二
リチャード・ブローティガンの1ヶ月半の来日の記録。来日の日々で書いた詩をまとめたもの。
タイトルは日記だけど、すべて詩。
ブローティガンといえば藤本和子さんの翻訳があってこそと思っていましたが …続きを見る
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 若林正恭
オードリー若林さんの3日間だけのキューバ旅行記だと思ってました。ぜんぜんそんな生易しいものじゃなかった。資本主義と社会主義、持つものと持たざるもの、血縁と血の通った関係。「資本主義国家で生きる意味とは …続きを見る
ヒグチユウコ画集 CIRCUS ヒグチユウコ
ヒグチユウコ展に行きました。
そこでヒグチユウコさんが描いた映画のポスターがありまして、それをどうしても見たくてサンプルをめっちゃ読んだのです。
会場にはこの4000円の画集と20000円の特別な …続きを見る
永遠のソール・ライター ソール・ライター財団
ソール・ライターのファンなら間違いない一冊ですし、
ソール・ライターファンでなくてもなにかしらは感じられる写真だと思います
消費されない写真
写真の本質がわかっているひとの写真
点数が …続きを見る
ラクガキノート 窪之内英策作品集 窪之内英策
先日、BUMP OF CHICKENの東京ドーム公演に行ったんです。そのときにワンピース×カップヌードルのアオハルの映像が流れたんですね。で、「誰がこの絵を描いてるんだろう」と思ったんです。で、調べて …続きを見る