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2018/03/29
日本一日本語がうまい糸井重里の本が面白くないわけがないんだけど、短文ばかりなのに心を打つのは、彼が日本語のスペシャリストということ以上に哲学者だからなんでしょうね。
なんでもない気づきや、気づきにすら至らない日常の暗黙のルールを言語化して、わかりやすく教えてくれるのが心地いい。
しかもその気づきがポジティブなものばかりだから、読んでいて気持ちがいいです。
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