100点でもいい。減点する要素がない。北村みなみさんの絵が好きすぎるというだけかもしれないけれど。
この短歌が本当に優れたものなのかどうかを判断できる目がない。もっと短歌を読まないとわからない。
笹公人さんの短歌を北村みなみさんがイラスト化した本
ちょうど今日、とあるアーティストが
「コラボの本質は90年代に裏原ブランドを創設した藤原ヒロシの言葉を借りるなら
AとBを掛け合わせて=X(未知の物質)を作ること
単にAとBの名前が並んでいるだけの企画はコラボではないです」
と呟いていて、この本はまさしくXが生まれているなあと思いました
短歌だけ、イラストだけでは感動が段違いだったでしょう
互いが互いにインスピレーションを与え、化学反応が炸裂している
プロの仕事
スーパーノヴァ
アドセンス336×280レクタングル(大)
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