/
2023/12/26
いしいひさいちさんがコミティアとかホームページとかで自費出版本を出されているということを2~3年前に知りました。
自費出版本は売り切れたらそれでおしまいだそうで、2~3年前に見たときにはドーナツブックスの7巻以降だけ売っていて。7巻から買うのもな~と思っていたらこの吉川ロカの単行本が出たので購入。
自費出版本なのに144ページ。千円。素晴らしい。
ののちゃんに出てくるファド歌手、吉川ロカだけの話をまとめた本。あまりに良すぎて泣いちゃいましたね。これ商業に乗せないんだ。もったいないな。広く読まれて欲しい。(*今ではamazonでも買えますね。みんな読もう!)
吉川ロカの話はもうこれ以降描かないんだろうか。昔、いしいひさいち読本みたいなもので吉川ロカが好き、と述べている人が多くて、業界にもファンが多いんだなあと思ったし。いしいひさいちなのに吉川ロカだけ異色なんですよね。等身もリアルで、鎖骨の線とかもあって。
終わりなのかなあ~。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
不運な女 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
ブローティガンの自殺後に、遺族が遺品から見つけた作品。作品はブローティガンが自殺する2年前に完成していた。
このブローティガンの最高傑作は彼が死ぬまで表に出ることはなかった。
ブローティガ …続きを見る
4C Katsura Masakazu illustrations 桂正和
現在、池袋で開催中の桂正和展に行きまして、「桂正和の絵が見てえ~!」という気分になったので購入。
桂正和、今年で漫画家業40周年で、そういうタイミングって画集だったり図録だったりが出てしかるべきだと …続きを見る