/
2023/12/26
先日、東京都美術館で行われていたゴッホ展に行きまして、ゴッホがぶっ刺さりまして購入しました。
やはり本になってしまうと、生の絵のインクの盛り上がりが見えなくなるのが残念ですね。
画集の作品と生の絵の作品のいちばん大きな違いって絵の具の盛り上がりがあるかどうかだと思うんですが、
その生の絵の具の盛り上がりの情報量にやられて美術館に行くことがやめられないのだなと思いました。
さて本書ですが、最高です。だってゴッホが最高なんだもん。だからゴッホの作品をまとめた本が最高じゃないわけがない。
ゴッホの作品集もいくつか出ていますが、風景画だけを集めたものだったり、原寸印刷でデカすぎてまともに見れないものだったりあるなか、この本が一番ストレートで王道な、みんなが求めるゴッホの画集になっていると思います。
冒頭でインクの厚さについて触れましたが、この画集でも絵の具の厚みはなんとなくわかるくらいになっていて、どうやってるんでしょうね。スキャンなのかな。撮影なのかな。いい仕事してます。ゴッホラブ。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
人生がときめく片づけの魔法 近藤麻理恵
今さらも今さらですが、こんまりさんの本を読みました。一番最初に出たの、2010年ですって。
もうとっくに皆さんご存知だと思いますが、この本がすごいのは、人を突き動かす力の強さと成果のわかりやすさです …続きを見る
きみのまち 歩く、旅する、書く、えがく 今日マチ子
コロナ禍の日々を「わたしのstayhome日記」として発表し続けてきた今日マチ子さんが、コロナが開けてようやく旅行に出かけた台湾での絵と文章での記録
今日マチ子さんにとって初のエッセイ集
…続きを見る
百年の孤独 ガブリエル・ガルシア=マルケス, 鼓直
大ブームですね
ヨーロッパかどこかのとある血族を描いたSF小説
核心的なネタバレではないんだけど、ちょっと内容を書くのでご注意ください
ただの民家がポツポツと点在していただけの土 …続きを見る
仁義なき戦い 浪漫アルバム 杉作J太郎, 植地毅
東映不朽の名作あの「仁義なき戦い」のファンブック。当然、仁義シリーズが好きな人に向けた内容ですが、杉作J太郎、植地毅、吉田豪といったライター陣の熱量がハンパないので、単純にサブカル本としても十分に楽し …続きを見る