/
2021/10/29
2006年に出た本を今さら読む理由なんてあるのだろうかと思いつつ、読むならば少しでも早いほうがいいだろうということでこのタイミングで読みました。昨年出た銀杏BOYZの『ねえみんな大好きだよ』の中にこの頃の峯田がいてびっくりして、読むなら今だなあと。
銀杏BOYZの峯田和伸が2004年から2005年にかけて書いていたブログを書籍化したものです。
アーティストの日記本でいうと、RADWIMPS野田洋次郎の『ラリルレ論』は、野田洋次郎の歌詞みたいな文章が全編に渡って続くけど、峯田の本は、峯田のMCまんまだなあと思いました。というかMCと日記の内容がまったく同じで、本当にこういう人なんだと感動しました。
この時期の銀杏BOYZは、初のアルバムを二枚同時リリースしたり、RIJFで全裸になったり、マネージャー江口が抜けたり、他人から見ても大変な時期なわけです。
この本で峯田はいろんなことに感動します。夕焼けの美しさとか、女子高生の美しさとか、サニーデイ・サービスの曲とか、ファンの言葉とか。それらに対する感謝の表現が、峯田の素晴らしさそのものだなあと思いました。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
わがカメラの戦後史―田村茂写真集 田村茂
いまって、ロシア対ウクライナの戦争と、イスラエル対ガザの2つの大きな戦争が起きていますね
戦争が起きたてのときは、ウクライナ頑張れとか思っていたはずなのに、
いい加減終わらないかなとか、さっさと調 …続きを見る
忍びの者 その正体 忍者の民俗を追って 筒井功
民俗学を研究している著者が、古文書などによって忍者の有様について考察している。4つのケースを元に忍者について考察しているが、その実態は戦国武者、支配層によって金銭で雇われた集団で、偵察や橋の寸断などを …続きを見る
高田馬場アンダーグラウンド 本橋信宏
鶯谷、渋谷円山町、上野、新橋など山手線の各駅前を「異界」としてとらえ、取材してきた本橋が5番目に選んだ街は、高田馬場だった。所沢で生まれた本橋の父親は、戦後間もない頃に早稲田工業高校を卒業し、西武鉄道 …続きを見る
古文書返却の旅――戦後史学史の一齣 網野善彦
著者は日本中世史の学者・網野善彦。といっても、日本史学の本流である政治史ではなく、中世から近世にかけての漁民や流通に従事した名もなき人々や、寺社の清掃や牛馬を扱う人々などを研究していた、言ってみれば異 …続きを見る
メディアはマッサージである: 影響の目録 マーシャル・マクルーハン, クエンティン・フィオーレ
スペクテイターという雑誌でマクルーハンという人物を知りまして。一大旋風を巻き起こしたという彼の著作を読んでみたいなと思って読んでみました。
サンプリングで作られた本。文章だけでなく写真やイラストも大 …続きを見る
ピクセル百景 現代ピクセルアートの世界 グラフィック社編集部
現代のドット絵師の作品を集めた本。ドット絵のイベント(ピクセルアートパーク)にいくくらいのドット絵スキーなので即決で購入。人選もほぼピクセルアートパークですね。
ドット絵が好きだからこそこの本のダメ …続きを見る
20世紀エディトリアル・オデッセイ: 時代を創った雑誌たち 赤田祐一, ばるぼら
時代を作った雑誌たち、ということでホール・アース・カタログからはじまり、それが日本に来ていろんな雑誌に影響を与え、宝島やポパイ、アンアンなどがはじまり……という、日本における雑誌のはじまりの歴史
…続きを見る
ILLUSTRATION 2013
Twitterでフォローしている絵師さんが「illustrationに掲載されました!」って呟いてて、こんな本あるんだと思って購入。2013年から毎年出てるみたいですね。
これはイラストレーターのカ …続きを見る