この装丁、完璧ですよね。こんなにロマンを掻き立てられる本もなかなかない。なので読むのを非常に楽しみにしてたんですけど、この表紙から想像される中身とは若干違ってましたねえ。
小屋を建てた人の話が10人ほど、12ページずつくらいで特集されていて、あとはいろんな小屋の外観写真が一枚ずつ。
誰がどういう経緯で小屋を建てたのかっていうのは気になるものではあるけれども、そこに対してドラマがあるわけでもないし。
どちらかというと、一枚しか載ってない小屋のほうが魅力的だったりして。
なので外観だけでなく中も載せて欲しかったなあ。TOKYO STYLEみたいなものが読みたかったんだけどなあと。残念。このシリーズでもう一冊、「小屋のなかへ」という本も買ってあるのでそちらに期待。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
ILLUSTRATION 2018 平泉康児
もう完全に新人さんオンリーの本になりましたね。
その方が健全だし、日本のイラストレーターの未来といいう意味においても重要ですよね。
ただ、新人を発掘する能力がこのころは身についていなかったのか、掲 …続きを見る
PRISMTONE RANGE MURATA ANIME WORKS1998-2006 村田蓮爾
村田蓮爾がキャラクターデザインを手掛けたアニメの仕事をまとめた本。
イメージイラストやキャラクタースケッチといったものも含めた総まとめ本であって画集ではありません。
このキャラクタースケッチについ …続きを見る
クリエイターが暮らす家
家や部屋、インテリアが大好きなのでそういう本は見境なく買うんですが、これはくだらないですねえ。
載ってるクリエーターをひとりもしらないのは自分の問題なんですけど、住んでる家がみんなつまらないですねえ …続きを見る
OPUS 《完全版》 今敏
今やアニメーション映画監督として有名な今敏さんが1995年に描いたマンガの復刻完全版です。1995年に描かれたといっても世の人の99.9%は読んだことがないと思うのでネタバレに配慮してストーリーについ …続きを見る
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 若林正恭
オードリー若林さんの3日間だけのキューバ旅行記だと思ってました。ぜんぜんそんな生易しいものじゃなかった。資本主義と社会主義、持つものと持たざるもの、血縁と血の通った関係。「資本主義国家で生きる意味とは …続きを見る