この装丁、完璧ですよね。こんなにロマンを掻き立てられる本もなかなかない。なので読むのを非常に楽しみにしてたんですけど、この表紙から想像される中身とは若干違ってましたねえ。
小屋を建てた人の話が10人ほど、12ページずつくらいで特集されていて、あとはいろんな小屋の外観写真が一枚ずつ。
誰がどういう経緯で小屋を建てたのかっていうのは気になるものではあるけれども、そこに対してドラマがあるわけでもないし。
どちらかというと、一枚しか載ってない小屋のほうが魅力的だったりして。
なので外観だけでなく中も載せて欲しかったなあ。TOKYO STYLEみたいなものが読みたかったんだけどなあと。残念。このシリーズでもう一冊、「小屋のなかへ」という本も買ってあるのでそちらに期待。
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