/
2021/10/29
ジャンプに大昔に掲載されていた「ファミコン神拳」コーナーのまとめ本。ときわ荘にしろ、天才が同じ場所に多数現れる現象はなんなんでしょうね。堀井雄二、マシリト、えのん、どいんとスーパープレイヤーばかり。彼らのインタビューと座談会、袋とじとレビューの全まとめと、ファミコン神拳のすべてが詰まってる。世代じゃないので当時の袋とじの価値は測れないけれど、全バックナンバーのそろい踏みは圧巻。インタビューもファミコンバブル感満載で感動。夢がある。ブルーオーシャンというか。家庭用ゲームとRPGの新しい時代が始まっていく現場に立ち会える感覚が楽しめる良書です。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
ジョゼフィーヌ! (アラサーフレンチガールのさえない毎日) ペネロープ・バジュー, 関澄かおる
フランスのバンド・デシネ。日本刊2014年。
表紙の絵を見ていただいたらわかるように、理想的な海外の絵。みんなが思い浮かべる海外のイラスト。
ジブリのシネマコミックのような、アニメを切り出したかの …続きを見る
定本ライブハウス「ロフト」青春記 平野悠
ライブハウス・ロフトの立ち上げから1984年のロフト解散宣言までをロフトプロジェクトの創業者である平野悠さんが綴った本。日本のロックの夜明けであり、ライブハウスのはじまり。先日読んだ『渋谷音楽図鑑』と …続きを見る
20世紀エディトリアル・オデッセイ: 時代を創った雑誌たち 赤田祐一, ばるぼら
時代を作った雑誌たち、ということでホール・アース・カタログからはじまり、それが日本に来ていろんな雑誌に影響を与え、宝島やポパイ、アンアンなどがはじまり……という、日本における雑誌のはじまりの歴史
…続きを見る
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER S&Mシリーズ 森博嗣
多くの人が「面白かった小説」として挙げる『すべてがFになる』を読みました。すごい面白いんだけど、西尾維新のほうが面白いなあーと思ってしまった。
これは、森さんが理系の人だからだと思う。
すごく面白 …続きを見る
電撃PlayStation 2020年5月号 Vol.686 電撃PlayStation
電撃PlayStationの定期刊行最終号です。だけど特別なことはとくになし。淡々と最新のゲーム情報を載せているいつも通りの電撃PlayStation。
最終号って、やっぱり特別なものだと思うんです …続きを見る
上條淳士画集「1983」 上條淳士
僕と上條淳士先生との出会いはビックコミックスピリッツの『エイト』という作品で。
それがハチャメチャに面白くてドハマりして。でもそれは4巻であえなく打ちきりになって。その後に上條淳士という人物について …続きを見る
星を継ぐもの ジェイムズ・P・ホーガン, 池央耿
面白い本はネタバレを極力せずに感想を書きたい
2週間くらいかけてゆっくりと読みました。
ちょうど読み進めているときに、この「『星を継ぐもの』シリーズ未翻訳の作品の発売が決定!」というニュー …続きを見る
IDOL STYLE 都築響一
東京の部屋の写真を撮り続け、『tokyo style』という伝説の本を産んだ都築響一さんの最新『style』はアイドルの部屋の写真集。
ただ、普通の部屋の写真集の構成にはなっていなくて、右ページにア …続きを見る