分厚い! 重い!
800ページ!
総重量、2キロくらいあると思います
この圧力、いまいちばん書店で目を惹く本でしょう
書名の通り、独学のやりかたをまとめた本です
やる気の出し方、学びたいテーマの見つけかた、資料の探しかた、勉強の効率のいいやり方、続け方、記録の仕方などなど
800ページもあるのにライトで、文字組もゆったりで読みやすく、一日で読みきれちゃいます
だからぜんぜんページ数を圧縮できるし、もっと軽い本にできるのになあと思いました
著者はこの本を辞典みたいに、本棚に置いておいて、気になったときに読んでもらう使い方を想定しているとのこと
確かに本棚にこの本が鎮座していると、無言の圧力が生まれますよね
ただ、僕個人としては、もっと手軽に読みたい
読むたびに首や手が痛くなる本は読書体験を遠ざけてしまう
でもこの分厚さだから話題になったんでしょうね
600ページだと「厚っ」だけど800ページは「正気か!?」ってなりますもんね
内容はボリューム満点です
満点なんですけど、著者はこれらの勉強法を活かすことでどんな知識が得られたかが載ってかったので、
独学しよう! 勉強して自己実現しよう! という気にならなかったなあ……
独学の結果が本書だ! ということなんだと思うんですが
例えば「司法試験に受かった!」「行政書士を取れた!」「円周率100万桁覚えられた!」と書いてあったら
この本の説得力ももっと増していただろうなあと思います
電子書籍で買うべきですねえ
本文検索もできますし
手も首も痛くなりませんし
ただ、自分は紙で読まないと内容を覚えられない旧いタイプの人間なので、
図書館でもいいから借りてとにかく概要を頭に入れて、
気になったときに電子書籍でポイントを読み直す、という使い方をオススメします