これはごっついですねえ…。素晴らしい。さまざまな人がオススメの音楽を紹介しているんだけど、そのオススメの音楽を編集部がSpotifyにプレイリスト作って全部ぶっこんで公開してるのね。2019年的な雑誌の作り方だわー。そのプレイリストがもうものすごい曲数で、「今年いっぱいこれだけ聴いてたらいいんじゃないかな」ってくらい。で、こういう『オススメの音楽紹介』のコーナーって、イキったサブカル野郎が誰も知らない絶対に入手できないような音源をあげて悦に入ってたりすることがままあるんだけどそういうこともなく。内容も最高で、休みどころがない。飛ばすページがない。全部読む意義のあるページだから疲れた。良い意味で。だって坂本慎太郎と小山田圭吾の対談からキーパーソンの対談がしばらく続いて、佐久間宣行とCreepy Nutsの対談にきて、「もういい加減休ませて…」って思いながらページめくったら上山悠仁とVIDEOTAPEMUSICが対談してんだもん!読むよ!そんでページめくったら今度は徳利がアイドル現場に行くのを追うっていう、もう勘弁してくれ…(読む)って感じで全ページ読み飛ばせないやべえ特集でした。徳利のアイドル現場通いを本として出すかね普通。馬鹿すぎる。最高。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
ハリー・ポッターと賢者の石 J.K.ローリング, 松岡佑子
これまで一度もハリー・ポッターシリーズを読んだことも、映画を見たこともありません。でもUSJのハリー・ポッターエリアには行ってみたいなあと思って読んでみることにしました。USJを楽しむためには映画だけ …続きを見る
グッバイ・ハロー・ワールド 北村みなみ
先日、北村みなみさんの画集を読んで、すっごい哲学あるなと思ってマンガも購入しました。
「WIRED」で連載されていたSFマンガ。
北村みなみさんにとってほぼ人生初のマンガらしい。
めっちゃ面白す …続きを見る
2009-2019“ハマ・オカモト”とはなんだったのか? ハマ・オカモト
ベースマガジンに掲載されたインタビューを中心に、ハマ・オカモト個人を紐解いていく本です。
当時のインタビューの再録あり、ハマ・オカモトのベースコレクションといった企画もあり、2020年時点での振り返 …続きを見る
ポップス歌手の耐えられない軽さ 桑田佳祐
はじめて桑田佳祐の書く文章を読みました
桑田佳祐ほどの大物なら語り起こしかライターが書いた文章だろうな、と思っていたらガチで桑田佳祐さま御本人が執筆されていることを奥様が証言されていてびっくりしまし …続きを見る
ILLUSTRATION 2014 SE編集部
毎号完璧で特に言うことがないです。目が幸せで、毎回新しい発見があり、世界が広がっていく。自宅用と職場用、二冊欲しい。ちなみに当然絶版で、Amazonで中古で買ったんですけど「株式会社コロプラ蔵書」って …続きを見る
HERE ヒア リチャード・マグワイア
『バーナード嬢曰く。』という読書マンガがありまして。作者がSF読みだからSFの本ばかり紹介されるんですけど、このリチャード・マグワイアの『HERE』は絵本みたいで読みやすい、とのことだったので挑戦して …続きを見る
芝生の復讐 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
デビュー作『アメリカの鱒釣り』の後に書かれた短編をまとめた作品。
すっごい面白いですねえ。言葉すべてが詩的。
本というものは異世界への小旅行、他人の人生を体験するものであれば最適な作品です。
…続きを見る