90-99点

将棋の子

神童と呼ばれながらもプロ棋士への狭い関門を潜り抜けることができず夢破れた青年たちのその後の物語。 将棋のプロの関門は狭い。プロになれるのは一年に二人だけ。その二つの椅子を、160人以上の子供たちが争 …続きを見る

ユリイカ 2021年6月号 特集=レイ・ハラカミ -『unrest』『opa*q』『red crub』から『lust』、『暗やみの色』まで…没後10年- ,

レイ・ハラカミ没後10年に際しユリイカで特集が組まれました。レイ・ハラカミの資料ってほとんど残っていなくてすごくありがたい。よくぞやってくれたという気持ち。 レイ・ハラカミを知る方々の証言はもちろん …続きを見る

Distance わたしの#stayhome日記

コロナ禍になってから、今日マチ子さんがTwitterで発表しつづけてきたイラスト日記を書籍化したもの。 創作は救いだ。誰にも会えずどこにも行けず心が蝕まれていく。創作活動は自分との向き合いだ。自分に …続きを見る

ハンバーガーちゃん絵日記

超ツイ廃のハンバーガーちゃんの絵日記。 ハンバーガーちゃんの可愛さがすべて。 この表紙絵に惹かれたらそれだけで買っていい。 作者本人を美少女化して絵日記を描く、というのはルーツさんだったり矢 …続きを見る

2009-2019“ハマ・オカモト”とはなんだったのか?

ベースマガジンに掲載されたインタビューを中心に、ハマ・オカモト個人を紐解いていく本です。 当時のインタビューの再録あり、ハマ・オカモトのベースコレクションといった企画もあり、2020年時点での振り返 …続きを見る

キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘

西尾維新読者は西尾維新を信用していない。 それはつまらないとかそういう意味ではなく、主人公が抱いている感情や、登場人物たちの発言や、繰り広げられている舞台そのものが嘘である、という意味で。 だから …続きを見る
BY: takahashikazuna

コンビニ人間

この世界で唯一の「普通」である主人公だけがドーナツの穴のようにポツンとひとり取り残されていて、そのまわりを「普通でない」人たちがひとかたまりの輪になって主人公のまわりを回っている。主人公が「普通」だと …続きを見る
BY: takahashikazuna

万里の長城

絵本作家と知られるかこさとしが、晩年に手がけた万里の長城を主題に、中国の歴史を絵本に仕上げた。1960年代から絵本作家として知られるかこさとしだが、実に多才で精力的で、この作品は2011年、著者が85 …続きを見る

味噌・醤油・酒の来た道 日本海シンポジウム 日本海沿岸諸民族の食文化と日本 , , ,

富山で行われた環日本海文化圏のシンポジウムで、まず3回行われた基本的なテーマから発展し、食、住、衣と3回、合計で6回行われたシンポジウムのうちの4回目、食文化を中心に行われた講演集。1981年からまず …続きを見る

会津執権の栄誉

東北の名門、会津を代々の領地とする芦名氏の興亡と、その芦名氏に仕える家臣団を描いた歴史小説。戦国末期、芦名氏は当主が相次いで亡くなり、常陸の佐竹氏から養子を迎えることにした。佐竹から来た家老たちが芦名 …続きを見る

潮待ちの宿

歴史小説の名手が描く、港町を舞台にした人情もの。主人公は戦国武将や歴史人物ではなく、宿屋で働く娘だ。口減らしで奉公に連れてこられた。場所は備中笠岡。かつては賑わっていたが、河川の土砂が堆積し、大型の船 …続きを見る

ボニン浄土

1840年、幕末までもう少しという時代、気仙沼で船乗りになった男は、荒天による漂流の末、南洋の離島に命からがらたどり着いた。島は江戸時代初期、小笠原諸島という名前がついた日本の領土ではあったが、無人島 …続きを見る

アドセンス336×280レクタングル(大)