80-89点

新版 近藤聡乃エッセイ集 不思議というには地味な話

近藤聡乃さんが2011年から2012年にブログに書いていた文章を書籍化したもの。もちろん書籍化される前提で書かれたものではなく、ファンに対しての近況報告だったり、近藤聡乃さん個人の備忘録に近い。 だ …続きを見る

孤蝶の城

カルーセル麻紀の青春時代を描いた「緋の河」の続編となる小説。大胆な虚構を構築したであろう前作と比べると、今作は華々しいデビューを飾ってからのゲイボーイの伝記というか、どうしても実在の人物の行動録みたい …続きを見る

忍びの者 その正体 忍者の民俗を追って

民俗学を研究している著者が、古文書などによって忍者の有様について考察している。4つのケースを元に忍者について考察しているが、その実態は戦国武者、支配層によって金銭で雇われた集団で、偵察や橋の寸断などを …続きを見る

敦煌

シルクロードのオアシス都市を舞台に、国家の興亡と仏典の保存に執念を燃やす男…という内容なのだが、キャラクター描写がライトノベルのように典型的で、主人公たちの行動する理由付けも怪しいものだった。だが、こ …続きを見る

BRUTUS特別編集 合本・居住空間学 COLLECTION

部屋や家、インテリアの本が好きです。BRUTUSの家本ならまあ間違いはないですよね。casa BRUTUSっていう建築だけの雑誌もやってるし。楽しく読みました。いいなあ~憧れるなあ~って。 ただね、 …続きを見る

恋と退屈

2006年に出た本を今さら読む理由なんてあるのだろうかと思いつつ、読むならば少しでも早いほうがいいだろうということでこのタイミングで読みました。昨年出た銀杏BOYZの『ねえみんな大好きだよ』の中にこの …続きを見る

僕と妻の1778話

『アメトーーク!!』の読書芸人の回か、なにか本を大きく扱った番組で取り上げられていて、この本を読んだ出演者たちのリアクションがすごかったので読んでみようと思って買いました。番組で紹介されていたのは新書 …続きを見る
BY: takahashikazuna

33の悩みと答えの深い森。ほぼ日「はたらきたい展。2」の本

できれば仕事なんてしたくない。一生寝て過ごしたい、宝くじ当たらないかなーっていうタイプの人間なんですけど、この本読んだら仕事に対するモチベーションが上がりました。仕事って生きてくことだよなあ。 この …続きを見る

ILLUSTRATION 2018

もう完全に新人さんオンリーの本になりましたね。 その方が健全だし、日本のイラストレーターの未来といいう意味においても重要ですよね。 ただ、新人を発掘する能力がこのころは身についていなかったのか、掲 …続きを見る
BY: takahashikazuna

よりみち日記

前作『みちくさ日記』を描くに至った2年間が書かれたコミックエッセイ。前作はいわば道草晴子の14歳から30歳までの16年間を綴ったものだからみちくさで、今作は2年間なんだから、彼女にしてみたら2年間なん …続きを見る
BY: takahashikazuna

今日の人生2 世界がどんなに変わっても

益田ミリさんの2017年から2020年までの日常を綴ったコミックエッセイ。2020年以前の益田さんは旅行しまくってていいなあと思うと同時に2020年になってコロナが流行するとステイホーム生活になって、 …続きを見る
BY: takahashikazuna

週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!!

ジャンプに大昔に掲載されていた「ファミコン神拳」コーナーのまとめ本。ときわ荘にしろ、天才が同じ場所に多数現れる現象はなんなんでしょうね。堀井雄二、マシリト、えのん、どいんとスーパープレイヤーばかり。彼 …続きを見る

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