投稿者アーカイブ:takahashikazuna

苦役列車

本書は私小説であり、私小説を辞書で引くと「作者自身の経験や心理を虚構化することなく、そのまま書いた小説」とあります。 私小説に限らず小説全般においてもっとも難しいのが「そのまま書く」という点です。 …続きを見る
BY: takahashikazuna

BRUTUS 2018年2/15号No.863[山下達郎のBrutus Songbook] ,

山下達郎のラジオ番組、サンデーソングブック25周年記念号。1300回を越える放送回から山下達郎自身が22のテーマを厳選して当時の放送を文字起こし。山下達郎のラジオやMCって落語みたいな軽快さがあるので …続きを見る

POPEYE 2019年 2月号 [本当にいい部屋ってなんだろう?]

お馴染みPOPEYEの部屋特集2019年版です。約50部屋くらい掲載されていて楽しい。 「本当にいい部屋ってなんだろう?」というテーマなんだけど、その答えはどこにも書いてないんですよね。「答えは自分 …続きを見る

Cabin Porn Inside 小屋のなかへ ,

小屋はロマンだ。放浪感、遊牧感、その日暮らし感がある。俗世間から離れているのがいい。 マンションは便利だ。住み替えの不便もなにもない。東京の3LDKと札幌の3LDKと福岡の3LDKは同じだ。だから記 …続きを見る

Perfume COSTUME BOOK 2005-2020 ,

Perfumeのメジャーデビュー以降のほぼ全衣装をまとめた本です。実に731着。 これだけの物量があると単純に楽しいですし、同じ人物を対象としてよくぞこんな多彩な衣装を作れるなあと感動します。たぶん …続きを見る

ILLUSTRATION 2020

ここ何年かのイラストレーションは萌え絵ばっかりで構成されていて、とても表現の幅が狭くてつまらない本になっていたんだけど、これは素晴らしいよ! 初期のイラストレーションが戻ってきた感じ! これから旬を …続きを見る
BY: takahashikazuna

貧乏サヴァラン ,

森鴎外の娘で50歳を越えてから作家になった森茉莉さんの食エッセイ。食いしん坊で料理上手の茉莉さんの食へのこだわりがふんだんに詰まった一冊。 この本というか森茉莉さんの書かれる文章が好みすぎて全エッセ …続きを見る

ひろなかのなか 弘中綾香プライベートフォトブック

テレ朝弘中アナのフォトブックというか写真集です。写真集にインタビューが6ページほどついているので「フォトブック」としたと思うんですけど、世にあるフォトブックのほとんどは駄作なのでストレートに「写真集」 …続きを見る
BY: takahashikazuna

ざしきわらしイラスト作品集 COLOR PALETTE

新時代のイラストレーターざしきわらしの待望の作品集。巧すぎ&可愛すぎ。本人曰く、寺田克也の影響を受けているらしい。なるほど。 カラーの絵がぎっしり168ページ。 本人の絵が最高なんだからそれだけで …続きを見る

将棋の子

神童と呼ばれながらもプロ棋士への狭い関門を潜り抜けることができず夢破れた青年たちのその後の物語。 将棋のプロの関門は狭い。プロになれるのは一年に二人だけ。その二つの椅子を、160人以上の子供たちが争 …続きを見る

銃・病原菌・鉄 ,

なぜヨーロッパ人が世界中の地域を支配できて、アジア諸国やアメリカの原住民がヨーロッパを支配するようなことは起きなかったのか、という人類史の疑問を紐解いていく本です。人類学だけでなく、社会学、地形学、言 …続きを見る

男の作法

小田原ドラコン先生がおすすめしていたので購入。 「そばのつゆが辛かったらちょっとだけつけろ」「逆に薄かったらめいっぱいつけろ」とかめちゃくちゃしょうもないことばかり書いてあります。美味しんぼと一緒。 …続きを見る
BY: takahashikazuna

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