ライブハウス・ロフトの立ち上げから1984年のロフト解散宣言までをロフトプロジェクトの創業者である平野悠さんが綴った本。日本のロックの夜明けであり、ライブハウスのはじまり。先日読んだ『渋谷音楽図鑑』とリンクする話が多く、文化は確かにここで興っていたんだなあと。ロフト以前には(少なくとも東京には)ライブハウスはなく、ロフトの歴史が日本のライブハウスの歴史。今日のロックカルチャーもロフトによって形成されている部分が確実に存在する。各時代のライブスケジュールが掲載されており、ティン・パン・アレー、サザンオールスターズ、RCサクセション、ルースターズ、じゃがたら、BOOWY……と「ロフトが文化を作るんだ!」という自負と熱量が伝わってくる。貴重。そのひとこと。
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