近藤聡乃さんのコミックエッセイ。二巻の中盤で、ニューヨークで出会ったアメリカ人の恋人と結婚するんだけど、同じ国際結婚を描いていても、『ダーリンは外国人』より『ニューヨークで考え中』のほうが好みだなあと思った。『ダーリンは外国人』は、日本が舞台の物語で、ダーリンは異質な存在なわけです。それを面白おかしく書いた、エンターテイメントに大きく振った作品。『ニューヨークで考え中』は、主が「異国で暮らす日本人」なわけです。でも、「日本人から見たらアメリカは変だ!」というような過剰なエンターテイメントが書かれているわけでもなく、淡々と日常が綴られていて、そこに日本人としてわびさびを感じるわけです。
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