ひっどい本
こないだ読んだつぼみちゃんのエッセイは、つぼみという人間不適合っぷりが面白くもあり、AV女優という特殊な職業を選んだ理由も腑に落ちる本だったんだけど、
なにもない普通の女子がAVデビューして、なにもなさを書いているだけだととても読めたもんじゃない
帯に「わたしがAV女優になった本当の理由」って、グラドル時代のパパ活とその動画の流出時の心境を知りたいじゃん、やっぱり
それについて一切触れずに、「AVの世界が輝いて見えました」って言われてもさあ……っていう
普通の女の子がアイドルをやって、アイドルがきつくなってきたからAVにいきましたってだけの本
余白だらけのスッカスカの版組
いつわりのAVデビュー
この本にはなにもない
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER S&Mシリーズ 森博嗣
多くの人が「面白かった小説」として挙げる『すべてがFになる』を読みました。すごい面白いんだけど、西尾維新のほうが面白いなあーと思ってしまった。
これは、森さんが理系の人だからだと思う。
すごく面白 …続きを見る
編集とは何か。 奥野武範(ほぼ日刊イトイ新聞)
ほぼ日での編集者インタビューの連載をまとめたもの。
8名の敏腕編集者に、編集という仕事とはどういうものかを訊いています
この本を見てまず思ったのが、文体がほぼ日だな、ということ
ほぼ日のやわ …続きを見る
少女・ネム 増補版 HIROSUKE KIZAKI MEMORIAL EDITION 木崎ひろすけ
数年前にマンガ編集者のトークショーに行きまして。阿佐ヶ谷ロフトA系の。そこでコミックビームの奥村編集長に「これまで出会ったなかで一番の天才漫画家は誰ですか」みたいな質問が飛びまして。奥村さんの回答が木 …続きを見る
Casa BRUTUS特別編集 アンディ・ウォーホルの基礎知識。 Casa BRUTUS
アンディ・ウォーホルの人となりをまったく知らなかったので買ってみました
まったくわかりませんでした
アンディ・ウォーホルは素を誰にも明かしたことがない、ということがわかりました
彼はずっとア …続きを見る
パルプ・ノンフィクション: 出版社つぶれるかもしれない日記 三島邦弘
益田ミリさんとかアジカンのゴッチとかいい人のいい本をいっぱい出しているミシマ社の社長のミシマさんが出版業界に対する危機感や自社の火の車っぷりを書いた本
なにかに連載されたものではなく、ほぼ書き下 …続きを見る
世界のシティ・ガイド CITIX60シリーズ アムステルダム 和田侑子
アムステルダムに住むクリエイターやアーティストたちが、アムステルダムの観光名所やレストラン、お店、ナイトスポットなどを現地に住む人ならではの視点で教えてくれる観光ガイド本。
POPEYEの街ガイドの …続きを見る