/
2024/04/09
テレビ朝日アナウンサー、弘中綾香さんの小学校時代からアナウンサー試験に合格するまでのエッセイ。
弘中綾香さん、文章がお上手ですね。
慶応大学付属の女子校、慶応大学の生活。
自分が知らない世界や自分では体験できない世界が、自分のことのように思えるのがいい読書体験だと思っているんだけど、本書はそんな体験ができる。
慶応ってこんな世界だったんだ、みたいな。
同じ慶応でもエスカレーター組ってこんな感じなんだ、みたいな。
テレ朝の最終面接で「私が最後まで残れた理由が自分ではわかりません、ですがなにかがあるから残していただいたんだと思います。そのなにかを信じて頑張ろうと思います」という発言をされていて、自分にもなにかあるのかなあって思いました。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
色街百景: 定本・赤線跡を歩く 木村聡
長年にわたって日本全国の色街を訪ね歩いてきた著者が撮り溜めてきた色街の写真集。説明するまでもなく色街とは男性に性風俗を供給する女性たちがいた、売買春が行われてきた地域だ。戦後、いちおう法律で禁止される …続きを見る
少女・ネム 増補版 HIROSUKE KIZAKI MEMORIAL EDITION 木崎ひろすけ
数年前にマンガ編集者のトークショーに行きまして。阿佐ヶ谷ロフトA系の。そこでコミックビームの奥村編集長に「これまで出会ったなかで一番の天才漫画家は誰ですか」みたいな質問が飛びまして。奥村さんの回答が木 …続きを見る
EYE YONEYAMA MAI 米山舞 作品集 米山舞
いまいちばんクリエイティブなことをしているイラストレーター米山舞さんの商業初画集です。
こうしていろんな作品を連続して見ると、米山さんがアニメーター出身ということがよくわかりますね。
簡略化が …続きを見る
アートの値段-現代アート市場における価格の象徴的意味 オラーフ・ヴェルトハイス, 陳 海茵
ギャラリーってみなさん行かれますか?
個人のイラストレーターさんだったりアーティストの方が個展を行うような、作品だけが置いてある30平米くらいの小さな空間
ギャラリーってどこも壁は真っ白で、絵 …続きを見る