/
2020/03/10
ドット絵が好きです。
この本はゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズののドット絵をまとめた本。スーファミ後期の芸術的なドット絵もいいけど、ファミコン初期のチープなドット絵も好き。
キャラクターだけでなく、町ごとのマップや道具なんかもすべて収録されています。
ファミコン初期のドット絵のほうがワクワクするのはなんでだろうな。「全部行ける感」がするからだろうな。
スーファミ後期のゲームはだだっ広い町をすべて探索しなくちゃいけないと思うとげんなりするけれど、ファミコンは家が4つくらいしかないから想像力をかきたてられる。この家、絶対なんかあるでしょ! みたいな。どんな装備売ってるのかな? みたいな。
お墓ひとつとっても「ここに眠っているのは昔の勇者なんだろうな」とか「昔ここで戦いがあったんだろうな」とか「勇者はここで幼少期をすごしたんだろうな」とか。
今のゲームのように記号的な意味や、空白を埋めるためにオブジェクトとして置いてあるのではなく、含みを持たせて置いてあるのがいいです。
そういう足りないからこその面白みがあって、想像力が掻き立てられる本です。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!! 「ファミコン神拳」伝承委員会
ジャンプに大昔に掲載されていた「ファミコン神拳」コーナーのまとめ本。ときわ荘にしろ、天才が同じ場所に多数現れる現象はなんなんでしょうね。堀井雄二、マシリト、えのん、どいんとスーパープレイヤーばかり。彼 …続きを見る
鳥の神殿 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
あとで感想を書こうと思っていたら2週間経ってしまい内容もほぼ忘れてしまいました
『ソンブレロ落下す』とまったく同じ構成の本でした
ソンブレロをボーリングのトロフィーに、アメリカ人男性と日本人女 …続きを見る
anna magazine vol.7 anna magazine
みんな大好きアンナマガジンのvol.7です。前回紹介したvol.6がカリフォルニア特集だったじゃないですか。その次のvol.7もカリフォルニア特集っていうね。前号(vol.6)売れたんでしょうね。でも …続きを見る