/
2020/03/10
ドット絵が好きです。
この本はゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズののドット絵をまとめた本。スーファミ後期の芸術的なドット絵もいいけど、ファミコン初期のチープなドット絵も好き。
キャラクターだけでなく、町ごとのマップや道具なんかもすべて収録されています。
ファミコン初期のドット絵のほうがワクワクするのはなんでだろうな。「全部行ける感」がするからだろうな。
スーファミ後期のゲームはだだっ広い町をすべて探索しなくちゃいけないと思うとげんなりするけれど、ファミコンは家が4つくらいしかないから想像力をかきたてられる。この家、絶対なんかあるでしょ! みたいな。どんな装備売ってるのかな? みたいな。
お墓ひとつとっても「ここに眠っているのは昔の勇者なんだろうな」とか「昔ここで戦いがあったんだろうな」とか「勇者はここで幼少期をすごしたんだろうな」とか。
今のゲームのように記号的な意味や、空白を埋めるためにオブジェクトとして置いてあるのではなく、含みを持たせて置いてあるのがいいです。
そういう足りないからこその面白みがあって、想像力が掻き立てられる本です。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
SDガンダムデザインワークス Mark-II 横井孝二
SDガンダムのラフの線画がいっぱい載ってる本です。
SDガンダム外伝って、全部横井画伯のイラストだと思ってたんですけど、そうじゃなかったということを今知りました。そういった、新しい発見があって楽しい …続きを見る
MikaPikaZo MikaPikaZo
超分厚い大ボリュームのフルカラー224ページ、封筒と便箋が挟んであって、Amazonで買ったから小冊子付き。それで3000円! 激安! 出版社がすごいいい仕事してる。
イラストもおしゃれだから部屋に …続きを見る
BRUTUS特別編集 合本・居住空間学 COLLECTION BRUTUS
部屋や家、インテリアの本が好きです。BRUTUSの家本ならまあ間違いはないですよね。casa BRUTUSっていう建築だけの雑誌もやってるし。楽しく読みました。いいなあ~憧れるなあ~って。
ただね、 …続きを見る