たけしの威を借りて調子に乗りまくっていた「たけし軍団」絶頂期に出されたタレント本。彼らがアイドル扱いされていたという恐ろしい事実はもはや誰も知らないかもですが、この本を読めばあの時代、軍団ってのは本当に人気があったんだなぁというのがよーく分かります。そしてそんな軍団を作ったビートたけしは改めて凄かったんだなぁ、と。
内容的には初期メンバーの自分語りがメインとなっていて
そのまんま東が熱海マッサージの家でどんぶりにウンコしたとか、ガダルカナルタカの親父はほぼ反社とか、つまみ枝豆が右翼団体に在籍してた等々、軍団らしい素敵な内容が綴られてます(笑)。そして今は亡きたけし軍団セピア(おぼっちゃま、サード長嶋、だれなんだ吉武、キドカラー大道、大阪百万円)の情報もちゃんと載ってるので、世界に数人しかいないであろう軍団マニアは絶対ゲットすべき。
しかしなんと言っても
ビートたけし→離婚して愛人と新事務所設立。そのまんま東→知事からタレント。ガダルカナルタカ→軍団のリーダー的存在。つまみ枝豆→社長。ダンカン→構成作家。柳ユーレイ→俳優。ラッシャー板前→旅サラダ。グレート義太夫→糖尿病。井出らっきょ→マネーの虎で野球専門学校を作るも、出資した社長の一人から「お金はまだ返してもらってない」と言われる。大森うたえもん→例ダース 失われたギャーグ。
といった現在の姿と比べながら読むとなかなか感慨深いものがありますね(笑)
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