なんていい話なんだ。泣いちゃったよ。
日本中がほっこりした、カラテカ矢部太郎さんと、彼が住む家の大家さんとのやり取り。
日本中の誰もが、見たことも会ったこともない大家さんに暖かい想いを寄せていました。
だから、大家さんが亡くなったことがヤフーニュースで流れた時も、
日本中の人々が、会ったこともない、テレビで見たこともない、性格もまったく知らない大家さんの死を悼みました。
それは矢部太郎さんが描く大家さんがあまりに魅力的だったのと、
マンガでも伝わるほどに大家さんそのものの人間性があまりに魅力的だったからです。
大家さんの素晴らしさは本2冊では描き切れるものではもちろんなかったでしょうし、
読者は大家さんのことをもっと知りたがっていたことでしょう。
でも、もともとは知る由もなかった大家さんのことを教えてくれた、
こんな素晴らしい人がいたことを教えてくれたことに最大の賛辞を贈りたいと思います。
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