このタイトルと表紙は素晴らしい! 絶対手に取りたくなる。
作者がこれまで読んできた本を綴った読書遍歴漫画……という形で連載がスタートしたものの、本の話よりもなんでもない日常生活ばかり綴られています。
だけど徐々に読書への目覚め、思春期の思い出話に進んでいき、最終的に感動的な読了感があるという不思議な魔力を持った作品。
他人の読書遍歴って、よっぽどその人のファンでもない限り興味がないと思うんですね。
僕がはるな檸檬さんに関する知識って「東村アキコの弟子」くらいしか持ってなかったんです。
でも読み終わったときの感動ったら。はるな檸檬版『かくかくしかじか』でした。この人は本に生かされて来たのだなあと。本に生かされた人の話なんだなあと。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
ILLUSTRATION 2018 平泉康児
もう完全に新人さんオンリーの本になりましたね。
その方が健全だし、日本のイラストレーターの未来といいう意味においても重要ですよね。
ただ、新人を発掘する能力がこのころは身についていなかったのか、掲 …続きを見る
198Xのファミコン狂騒曲 塩崎剛三
先日読んだ田原さんのファミ通本はどうしようもない本だったけど、ファミ通初代編集長の東府屋ファミ坊さんの書くファミコン本は意義があるよ!
僕は浜村通信以降のファミ通しか読んでいなくて、『おとなのし …続きを見る
ヨイヨワネ あおむけ&うつぶせBOX ヨシタケシンスケ
筑摩書房から発売されたヨシタケシンスケさんの新刊『ヨイヨワネ あおむけ編』『ヨイヨワネ うつぶせ編』の初回限定版ニ冊セットBOX
あおむけ版、うつぶせ版単体でも買うことができます
どちらも10 …続きを見る
窓ぎわのトットちゃん 黒柳徹子
日本で一番売れた本ですね。(800万部。ノルウェイの森は日本で250万部、世界で1200万部です)
どんな内容かまったく知らなくて、「黒柳徹子さんの幼少期のことが書かれているんだろうなー」くらいで読 …続きを見る
HERE ヒア リチャード・マグワイア
『バーナード嬢曰く。』という読書マンガがありまして。作者がSF読みだからSFの本ばかり紹介されるんですけど、このリチャード・マグワイアの『HERE』は絵本みたいで読みやすい、とのことだったので挑戦して …続きを見る
夜と霧 ヴィクトール・E・フランクル, 池田香代子
アウシュビッツに送られた精神科医が、アウシュビッツという場での人々がどういうふうに精神に異常をきたし、どのような過酷な目に遭い、どのように生き延びてきたかを綴った本
アウシュビッツからの生還者の …続きを見る
Casa BRUTUS特別編集 時代を超えて愛される、デザインの良い車。 Casa BRUTUS
現在でもデザイン的に引けを取らない名車を集めた本
表紙のワーゲンゴルフをはじめ、ルノー 4やフィアット500など、みんなが納得する名車ばかりがラインナップ
旧車とまではいかない80~90年代の車が …続きを見る
キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘 西尾維新
西尾維新読者は西尾維新を信用していない。
それはつまらないとかそういう意味ではなく、主人公が抱いている感情や、登場人物たちの発言や、繰り広げられている舞台そのものが嘘である、という意味で。
だから …続きを見る