REVIEW

アドルムコ会全史

爆笑。 クスリとかワロタみたいなレベルでなく腹筋が痛くなるくらいのガチ爆笑。 天才。佐川恭一という作家はどういう文脈で語ればいいか、というところにまで来ている。 連載が始まったり大手誌でインタビ …続きを見る
BY: takahashikazuna

ストーナー ,

たいていのひとは夢に満ち溢れた青年時代を送り、年をとるにつれて何者にもなれない自分を自覚し、何者にもなれないまま死んでいく だが、この世界は無数の名もなき一般人で成り立っている 人生はつらく厳 …続きを見る

完本 みちくさ日記

13歳で精神病院に入院した道草晴子の24年間の全記録 僕は最初の『みちくさ日記』はこころにぶっ刺さったんだけど、続刊の『よりみち日記』は『みちくさ日記』ほどじゃないなあ、という感想でした それ …続きを見る
BY: takahashikazuna

20世紀エディトリアル・オデッセイ: 時代を創った雑誌たち ,

時代を作った雑誌たち、ということでホール・アース・カタログからはじまり、それが日本に来ていろんな雑誌に影響を与え、宝島やポパイ、アンアンなどがはじまり……という、日本における雑誌のはじまりの歴史 …続きを見る

京大吉田寮

マジ誰でも撮れる写真。ド下手。 広角つけたらこうなる。誰でもこう撮れる。 写真がキレイすぎる。 吉田寮のカオスさ、汚さ、鼻を突くような臭い、生活感、そういったものが一切ない。 生の臭いが一切な …続きを見る
BY: takahashikazuna

完全版 アンネの日記 ,

2014年、バックパッカーをしているときにアンネ・フランクの家に行きました そこで感銘を受け、帰国後即この本を購入 でも読書習慣がなかった当時の自分は500ページの文庫本を読むのは厳しくずっと積ん …続きを見る

向日葵の咲かない夏

本読みアルファツイッタラーみたいなひとが「世界で一番面白い小説」だと紹介していたので読んでみました ラスト、ふざけんな! って叫んじゃいましたね ふざけんな小説でした ミステリー小説って …続きを見る
BY: takahashikazuna

昭和天皇独白録

われわれ日本人はどうしたって第二次世界大戦から逃れることはできないわけですが、なんとなく ・昭和天皇が原爆を招いた ・昭和天皇は開戦には実は反対だった/昭和天皇が開戦を決断した ・マッカーサーに …続きを見る
BY: takahashikazuna

永遠のソール・ライター

ソール・ライターのファンなら間違いない一冊ですし、 ソール・ライターファンでなくてもなにかしらは感じられる写真だと思います 消費されない写真 写真の本質がわかっているひとの写真 …続きを見る

六千人の命のビザ

杉原千畝が具体的になにをしたのか、どんなことを思ってビザを出したのか知りたくて読みました 著者は杉原千畝の奥さん あんまりビザそのものの話はなかったですねえ…… 大使館のまわりにユダヤ人 …続きを見る
BY: takahashikazuna

息吹 ,

現代最高のSF作家 テッド・チャンの2冊目の本 寡作なため17年で2冊しか本が出ていない 1984年のときにも書いたけど、僕は短編が刺さらないらしい SFは壮大であってほしいという願いがある …続きを見る

水と手と目 豊井祐太(1041uuu)ピクセルアート作品集

現代ピクセルアートの最高峰・豊井さんの画集 豊井さんがネットに発表している絵はループアニメが多いんだけど、それを本ならではの形に落とし込む作業も行われていて楽しい 豊井さんの絵ってドット絵なん …続きを見る
BY: takahashikazuna

アドセンス336×280レクタングル(大)