いわゆる自己啓発本
優れた自己啓発本は、いかに内容をやりたくなるか、実践が簡単か、習慣化できるかだと思う
この本はすべて完璧
めちゃくちゃ簡単だし、やりたくなるし、習慣化できる
未来に「こうなっていたい」という自分を想像して、未来の自分のタイムスケジュールを書いて、それを今日から実践するだけ
そうしたら理想の自分になっている
かんたん~! 最高~!
坂口恭平さんがどのようにお金を稼いできたかを教えてくれる
ゴール 世界的に有名なアーティストになる
卒料論文として発表したものを書籍化したい
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とにかく出版社につながりのある人にあたる
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誰かが面白がってくれる
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出版社に話をつなげてくれる
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印税はゼロ円でいいので本にしてもらう
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本を海外でも出したい
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翻訳にはお金がかかる
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外国語大学生に格安で翻訳を依頼
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海外のブックフェアに誰にもアポを取らずそれを持っていき、出展者に見せまくる
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なんだかんだ海外での出版が決まる(海外での出版がゴールなので国内の印税はゼロ円でよかった、この本が売れれば次号からは自然と売れてくれるし)
いや、すげえよ!
すげえけど、サクセスストーリーが自分でも思い描ける
コネや金を持たざるものでも、一点突破する可能性が見えてくる
コネがないなら作れば良い
しかもこの本は左開きのバンド・デシネ形式で、この本も最初から海外展開を見越して書いていることとか、できることはすべてやっておく、というのがすごい
低コストでやれることはみんなやれ、ひとに本をみてもらうくらいなんてことないだろ、生き延びるためにやるんだ、ひとからなんと思われようとお前がよければいい、と訴えかけてくる
すごいよ、すごい