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2024/12/27
佐川恭一の著書はたぶん全部読んでいると思うんだけど、最高傑作じゃないでしょうか!
佐川恭一のイカれ具合と、小説としての面白さが頂点で融合している
で、本書に収められているのはすべて短編なんだけど、もうちょっと書けるだろう、もうちょっと書いてくれってのがいくつかある
表題の『科挙ガチ』はまさにそうで、科挙に受かってからの世界や、タイムスリップから戻ってきた世界、まだいくつもピークを作れると思うんですけど、話を終わらせるタイミングってどうやって決めているんでしょうねえ
で、締めがどれも感動的で、さっきまで爆笑してたのに感動的な締めをするもんだから感情がぐちゃぐちゃになる
感動もあってもいいけど、感動じゃない締めも見たいのよ
読了感が全部ぐちゃぐちゃになるのよ
感動じゃなくて爆笑でイキきりたいときもあるのよ
でもマジで面白い!
佐川恭一でまず人に勧めるならコレにするね!
アドセンス336×280レクタングル(大)
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