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2024/04/09
ちょうどいい
ちょうどいいって僕の中では最大級の褒め言葉なんだけど、受け取る側はそう取ってはくれないよね
人生変わった! とか 感動した! とか、感情の針の振り切ったところに行ってほしいって思ってるよね、たぶん
でもこの本は本当にちょうどいい
お風呂なら適温
マッサージなら「そこそこ!そこが気持ちいい!」な感じ
「これ以上強くしないで! この強さのままで押して!」って感じ
作者の塩谷歩波さんが番台を勤める銭湯や、プライベートで訪れたサウナ、大学時代の日常、描くことについてなどなど、
日常生活のあれこれが綴られています
事件が起こるでもなく、なにもない日常を無理やり盛って面白おかしく脚色するでもなく、
ひととのなにげない会話で心に残ったことや、いい感じの銭湯を訪れたときの喜び、
塩谷歩波さん自身の心がちょっと動いた出来事など
エッセイとして扱うに値するちょっとしたトピックを書いているのもちょうどいいし、
文体も気取りすぎてなく、大雑把すぎてもなく、ちょうどいい
ちょうどいいの極み
床屋に置いてあるゴルゴ13や美味しんぼみたいな、なんとなく手に取ったときに最適な温度感
しかもウェブに連載されたものなのに、紙で読んでもちょうどいいのがすごい
とにかくちょうどいいんだよなあ~!!
このちょうどよさに感動したんだよなあ~!!
アドセンス336×280レクタングル(大)
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