RADWIMPSのレーベル担当の渡辺雅敏さんのスタッフダイアリー第二弾
ドラムのサトシの脱退について内部の事情が綴られている唯一の本
サトシ、こんな状態だったんですね
……そっかあ……
ボロボロじゃんか……
読んでいるだけでつらい
そっかあ…
これが読めてよかった
そしてサポートドラムの加入、海外ツアー、君の名はへ
もちろんラッドの資料的価値は存分にありますが、前巻同様、綺麗事がすぎる
渡辺さんは誰に好かれようというんだ、という怒りが湧いてくる
アルトコロニーが邦楽ロック史上最高傑作って誰が言ったのよ
「セールスが下がってきた原因がわからない」ってのも曲がイマイチだったから以外の何物でもないし、曲がイマイチってことに言及できないほどの八方美人本なんですよ
でも、ラッドのセールスを回復させるためにこのスタッフ日記を始めたんですね
カノジョと分かれて、いまのラッドのスタンスを提示するために渡辺さんが始めたと
このタイミングで日記をはじめたのに、よく10年前の会話とかを鮮明に覚えているもんだな、と思いました
でもこれはメンバーに書いてほしかったな
メンバーなら「イマイチな曲だったけどリリースしてしまった」とか書いてくれると思うし、純度が違うはず
野田洋次郎には自伝を書いてほしい
me me sheのMVにカノジョが出ているってことだったり、サトシの脱退だったりっていう有意義な情報を読むために駄文を200ページ読まなきゃいけないっていう苦痛よ
でもサトシの脱退の経緯をようやく知れてよかった
ここだけ読めばOKです