今は亡きデザイン雑誌、MdNです。三年前の積み本をいまさら消化。これでも積み本のなかでは新しい部類なんだからどうしようもない。
デザイン雑誌が漫画雑誌を付録に作ってみたというとんでもない企画。その付録の雑誌がカラーページ満載でいい紙使ってて超豪華な作りで、本誌のほうに今回の作業がいかに大変だったかが綴られているんだけど、これは大変だったろうなあ。定価1680円なんだけど、余裕で赤字だろうなあ。全部が読み切りで、方向性もバラバラで、名作揃いとも言いがたいけど、でも歴史に残る本だと思います。点数なんてつけらんないよね。60点ってつけてるけど笑。いやでもすごいよ、これ。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
ユリイカ 2021年6月号 特集=レイ・ハラカミ -『unrest』『opa*q』『red crub』から『lust』、『暗やみの色』まで…没後10年- ユリイカ, レイ・ハラカミ
レイ・ハラカミ没後10年に際しユリイカで特集が組まれました。レイ・ハラカミの資料ってほとんど残っていなくてすごくありがたい。よくぞやってくれたという気持ち。
レイ・ハラカミを知る方々の証言はもちろん …続きを見る
[re futurhythm] 村田蓮爾
村田蓮爾2冊目の画集『futurhythm』の新装丁版。
読みながら、GANTZスーツって村田蓮爾さんの影響受けてるんじゃないかなあと思いました。
めちゃめちゃ分厚くていい紙を使っていて、それ …続きを見る
芝生の復讐 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
デビュー作『アメリカの鱒釣り』の後に書かれた短編をまとめた作品。
すっごい面白いですねえ。言葉すべてが詩的。
本というものは異世界への小旅行、他人の人生を体験するものであれば最適な作品です。
…続きを見る
ヒグチユウコ画集 CIRCUS ヒグチユウコ
ヒグチユウコ展に行きました。
そこでヒグチユウコさんが描いた映画のポスターがありまして、それをどうしても見たくてサンプルをめっちゃ読んだのです。
会場にはこの4000円の画集と20000円の特別な …続きを見る