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2021/10/29
恐らく日本で一番売れた歌集。教科書で読みました。国語だったのか社会だったのかは覚えていないけど。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
という有名すぎる短歌がありますが、これが短歌だということにここ三年くらいで気づいたんですよね。
それまでは「へー、いい詩だなー」くらいにしか思っていませんでした。
「この味が いいね」と君が 言ったから 七月六日は サラダ記念日
うわー!5.7.5.7.7になってる!って思って。この歌が有名すぎて「詩」としてしか認識してなかったんですよね。
というわけで俵万智さんすげー!と思ってこのサラダ記念日をちゃんと読んでみることにしました。
執筆当時20~24歳だった俵さん。歌もほとんどが恋愛のものばかり。
恋愛と短歌は相性がいい。清少納言だって紫式部だって恋愛の歌ばかり詠んできたし。
恋愛とセンチメンタルは相性がいい。そしてセンチメンタルと短歌は相性がいい。短い歌にセンチメンタルを揺り動かされ、短歌の素晴らしさと俵万智の凄さを知る。
20代前半の女性が恋に焦がれ、ああでもないこうでもないと想いを歌にする姿に、多くの人が惹かれたのだなあと思いました。
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