この装丁、完璧ですよね。こんなにロマンを掻き立てられる本もなかなかない。なので読むのを非常に楽しみにしてたんですけど、この表紙から想像される中身とは若干違ってましたねえ。
小屋を建てた人の話が10人ほど、12ページずつくらいで特集されていて、あとはいろんな小屋の外観写真が一枚ずつ。
誰がどういう経緯で小屋を建てたのかっていうのは気になるものではあるけれども、そこに対してドラマがあるわけでもないし。
どちらかというと、一枚しか載ってない小屋のほうが魅力的だったりして。
なので外観だけでなく中も載せて欲しかったなあ。TOKYO STYLEみたいなものが読みたかったんだけどなあと。残念。このシリーズでもう一冊、「小屋のなかへ」という本も買ってあるのでそちらに期待。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
anna magazine vol.10 anna magazine
増税前にAmazonに在庫があるだけのアンナマガジンを購入しました。自分以外にこの雑誌を知っている人に出会ったことすらない。だからめちゃめちゃ応援してます。
やっぱいいですね。何も紹介する気がない作 …続きを見る
グランドゼロ [GOD‐GUN世郎<グランドギア>]改題 HIROSUKE KIZAKI MEMORIAL EDITION 木崎ひろすけ
木崎ひろすけ作品をすべて読みきってしまいました。もうこの世に氏の作品はなく、新たに産み出されることもありません。悲しい。
木崎ひろすけ氏のデビュー作です。雑誌の廃刊に伴う連載終了のため、風呂敷を …続きを見る
日本車大図鑑 第2版 菊池憲司
これはスゴイ!
日本の乗用車のほぼすべてが詰まった本
現在までの全自動車のカタログ的な本ないかなって探してたんです。
年度ごとのムック本はあるものの、アーカイブ的な本がなかなか見つからなくて …続きを見る
ILLUSTRATION 2019 平泉康児
この2019年版だけ若干のプレミアがついてます。なぜ。
近年の『イラストレーション』のように新人中心。
面白いな、と思う一方で昔の最高な『イラストレーション』を知っているだけに「もっと行ける!」っ …続きを見る
西瓜糖の日々 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
ここは地球かもしれないし地球ではないかも知れない。すべてが西瓜でできている世界の話。ブローティガンの詩の世界の話。建物も服もすべてが西瓜製。
2つのコミューンが、そこに集まる人々の微妙なバランス …続きを見る
リタ・ヘイワースの背信 マヌエル・プイグ, 内田吉彦
村上春樹のオススメ本シリーズ
アルゼンチンのバジェホスという町の1933年から1948年の記録。群像劇。
ある家庭では子供が生まれ15歳になり、ある家庭では女の子が結婚し、ある者は都市に行 …続きを見る