作者の川崎昌平さんの自伝的コミックエッセイ。主人公を女性に置き換えたこと以外は、ほぼすべて川崎さんの実体験とのこと。
主人公はアラサーのOLで、平日は無気力に仕事をして、休日は非生産的にすごす、死んだように生きている状態。会社の同僚が同人誌を作っていて、同人誌作りを勧められて、実際に作るようになって、人生が好転していって…という話です。
川崎さんの自伝的マンガだから、川崎さんのファンなら楽しめると思う。ファンじゃないなら共感しづらいかなあ。
非生産的な時間を過ごすくらいなら同人誌でも作れ、と。そういう本です。
同人誌ねえ。人生で挑戦できることはなんでも挑戦したいタイプの人間なので、「同人誌を作る」というスタンプも押してみたいんだけど、別に漫画家になりたいわけでもないし、本を出したいわけでもないしなあ~っていう。
インターネット上に文章書くだけで満足できるしなあ~っていう。
でも同人誌から逃げてるだけだよなあ~っていう。
川崎さんがこんなにおすすめしてるんだから、一回やってみるかなあ~。
川崎さんだから響くんだよなあ。同人ゴロみたいなエロマンガ家がこんな本書いてたらまったく響かない。
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