/
2020/12/17
7年くらい積んでいた本をようやく読みました。映画とストーリーが全然違う……。深い……。映画は抜粋版でもなく、ストーリーそのものがまったく違う。
宮崎駿さんは「風立ちぬ」を人間讃歌だと語っていたけど、この本のほうが人間讃歌としての宮崎駿の本質がより表れている。
宮崎駿、執筆当時41歳。
風立ちぬもナウシカも同じ線の上。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
湯あがりみたいに、ホッとして 塩谷歩波
ちょうどいい
ちょうどいいって僕の中では最大級の褒め言葉なんだけど、受け取る側はそう取ってはくれないよね
人生変わった! とか 感動した! とか、感情の針の振り切ったところに行ってほしいって思って …続きを見る
図録 生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ 棟方志功
棟方志功のどの作品集よりもあらゆる資料や作品が網羅されているのではないでしょうか
棟方志功が描いた絵画や版画だけでなく、手紙やメガネまでも掲載
しかも絵画にしても版画にしても、既存の棟方志功の …続きを見る
万延元年のフットボール 大江健三郎
大江健三郎をはじめて読みました
大江健三郎って、初期はいわゆる大衆的なものを書いていて、後期は人間の深淵を覗き込むような作風に変化していったらしい
で、この本は後期に至る転換点らしい
土着信 …続きを見る
ホークライン家の怪物 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
ブローティガンが『アメリカの鱒釣り』の13年後に書き上げた小説。
これまで読んできたどのブローティガン作品よりも小説としての色合いが強い。
一般の作家ならこれは普通の小説だけど、ブローティガン …続きを見る
なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか: PKO司令官の手記 ロメオ ダレール, 金田耕一
ルワンダ大虐殺を眼の前で見ていて、なにもできなかったPKO司令官の後悔記
なにもできなかったというのは、国連加盟国がルワンダという小国を救う必然性を見いだせなかったから
自国の兵士の命がアフリ …続きを見る
独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 読書猿
分厚い! 重い!
800ページ!
総重量、2キロくらいあると思います
この圧力、いまいちばん書店で目を惹く本でしょう
書名の通り、独学のやりかたをまとめた本です
やる気の出し方、学び …続きを見る