個人的に日本一の哲学者だと思っている糸井重里さんの自伝のような本。糸井さんがいかに人間としてできているかを感じる本でした。例えば、テレビでしか見たことがない俳優さんを崇拝するほど好きになったり、音楽を聴いただけなのにそのミュージシャンに傾倒してしまったりするように、糸井重里さんの生き方や考え方に惹かれている人はいっぱいいて。でもミュージシャンにしろ俳優にしろ、その人の一面しか我々は知ることができないじゃないですか。でも糸井さんは、全部を見せてくれているような気がする。そんな思いが深まった本でした。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
SDガンダムデザインワークス Mark-II 横井孝二
SDガンダムのラフの線画がいっぱい載ってる本です。
SDガンダム外伝って、全部横井画伯のイラストだと思ってたんですけど、そうじゃなかったということを今知りました。そういった、新しい発見があって楽しい …続きを見る
すばらしきパーティジョイの世界 坂本犬之介, オフィス新大陸
私、レトロゲームのグッズを買うのが好きで。初代ファミコンのマリオとか、SDガンダムとか。そういった、レトロゲームのグッズをメルカリとかで漁っていると、パーティジョイっていうボードゲームをよく見かけるん …続きを見る
週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!! 「ファミコン神拳」伝承委員会
ジャンプに大昔に掲載されていた「ファミコン神拳」コーナーのまとめ本。ときわ荘にしろ、天才が同じ場所に多数現れる現象はなんなんでしょうね。堀井雄二、マシリト、えのん、どいんとスーパープレイヤーばかり。彼 …続きを見る
イラストノート Premium 窪之内英策のスケッチノート 窪之内英策, イラストノート編集部
一冊まるごと窪ノ内英策かと思ったら8割くらいだった。大特集・窪ノ内英策、その他企画ページや広告もアリ、みたいな感じ。
ONE PIECEのアオハルの設定画やインタビューは素晴らしかったけど、この表紙 …続きを見る
東と西の語る日本の歴史 網野善彦
日本中世史を専攻している歴史学者、網野善彦が1982年と、比較的初期に著した日本の通史。といっても、弥生時代から始まり、著者の専攻分野だった応仁の乱、戦国時代や北条早雲の活躍した時代で著述は終わる。タ …続きを見る