今は亡きデザイン雑誌、MdNです。三年前の積み本をいまさら消化。これでも積み本のなかでは新しい部類なんだからどうしようもない。
デザイン雑誌が漫画雑誌を付録に作ってみたというとんでもない企画。その付録の雑誌がカラーページ満載でいい紙使ってて超豪華な作りで、本誌のほうに今回の作業がいかに大変だったかが綴られているんだけど、これは大変だったろうなあ。定価1680円なんだけど、余裕で赤字だろうなあ。全部が読み切りで、方向性もバラバラで、名作揃いとも言いがたいけど、でも歴史に残る本だと思います。点数なんてつけらんないよね。60点ってつけてるけど笑。いやでもすごいよ、これ。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
銃・病原菌・鉄 ジャレド・ダイアモンド, 倉骨彰
なぜヨーロッパ人が世界中の地域を支配できて、アジア諸国やアメリカの原住民がヨーロッパを支配するようなことは起きなかったのか、という人類史の疑問を紐解いていく本です。人類学だけでなく、社会学、地形学、言 …続きを見る
わたしが知らないスゴ本は、 きっとあなたが読んでいる Dain
読書好きなら一度は読んだことがあるブログ、『わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる』の管理人Dainさんによる本!
めちゃくちゃ楽しみにしてました
ブログがあんだけ面白いんだから本にな …続きを見る
ビッグ・サーの南軍将軍 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
ブローティガンのデビュー作。日本では『アメリカの鱒釣り』のほうが先に翻訳されたが、アメリカではこちらのほうが先に出版された。
ブローティガンの著作の中で2番目に長く、もっとも小説らしい小説とのこと。 …続きを見る
完全版 アンネの日記 アンネ・フランク, 深町真理子
2014年、バックパッカーをしているときにアンネ・フランクの家に行きました
そこで感銘を受け、帰国後即この本を購入
でも読書習慣がなかった当時の自分は500ページの文庫本を読むのは厳しくずっと積ん …続きを見る
タミヤ公式 ミニ四駆 パッケージアートコレクション 下 タミヤ
こっちの下巻に掲載されているミニ四駆が僕の世代ドンピシャ
レッツアンドゴー世代ど真ん中
相変わらず最高です
パッケージアートコレクションだから、コロコロコミック読者全員プレゼントのメタリックボデ …続きを見る
藤田幸久式モデリングマニュアル―雑多えんたあていめんと。 藤田幸久
先日読んだU井T吾さんのルーツが藤田幸久さんの描かれていた『プラモのモ子ちゃん』にあると知って、藤田幸久さんの本を読んでみました。
『プラモのモ子ちゃん』は版権の関係か書籍化されておらず、藤田幸久さ …続きを見る
ILLUSTRATION 2018 平泉康児
もう完全に新人さんオンリーの本になりましたね。
その方が健全だし、日本のイラストレーターの未来といいう意味においても重要ですよね。
ただ、新人を発掘する能力がこのころは身についていなかったのか、掲 …続きを見る
マーティン・イーデン ジャック・ロンドン, 辻井栄滋
もし本というものに生命力というパラメータが存在するとしたら、地球に隕石が降り注ぎ世界が荒廃に向かっても、この本は変わらず輝きを放ち続けていることでしょう。
労働者階級の男が、乾いたスポンジが水を …続きを見る