/
2023/12/28
幼少期から不動産屋のチラシの間取り図を見ては各々の暮らしを想像していたという井田千秋さん
井田千秋さんの空想の世界での、空想の住人が家での時間の過ごし方を描いた本
登場する家もPOPEYEみたいなオシャレハウスではなく、1Kや2Kなど現実的な家。こたつで過ごす時間だったり、ベランダに置いてあるイスでココアを飲む時間だったり、普通の暮らしのなかでの幸せな時間が好きな人たち。
10万部を突破したそうで。
それはやっぱり、井田千秋さんの絵を待ってた人が10万人居た、ということでしょう。
ツイッターで投稿されているイラスト、すごく魅力的ですもんね
クレヨン、水彩画、コピックのようなアナログの暖かさ
それと、作り(お話)がzineっぽいのがオシャレ、今っぽい
絵がとにかく素晴らしい
本として世に出ることを多くの人が待っていました
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
ブローティガン東京日記 リチャード・ブローティガン, 福間健二
リチャード・ブローティガンの1ヶ月半の来日の記録。来日の日々で書いた詩をまとめたもの。
タイトルは日記だけど、すべて詩。
ブローティガンといえば藤本和子さんの翻訳があってこそと思っていましたが …続きを見る
パーティーが終わって、中年が始まる pha
帯文、元「日本一有名なニート」になったんですね
もうニートではなくなったんですね
年を取ることについての社会的な居心地の悪さを、SPA!の「中年サラリーマン老害」以外の切り口で語る本ってほかに …続きを見る
宇宙(ユニヴァース) 北村みなみ作品集 北村みなみ
銀座の蔦谷書店でサイン本が売っていたので購入。
北村みなみさん、Twitterはもちろんフォローしてるけど、自分のなかでめちゃくちゃ特別な作家さん、というわけではありませんでした。
ツイッター …続きを見る
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? フィリップ・K・ディック, 浅倉久志
『ブレードランナー』の映画を先に見ていて、しかも見たのが2010年とかだったので
「古い映画だなあ」としか思わなかったんだけど、本を読み返したら「映画もちゃんと見返さないとなあ」という気分になった
…続きを見る
新訳 アーサー王物語 トマス・ブルフィンチ, 大久保博
全21巻から成るアーサー王物語の、アーサー王に関するエッセンスだけを抜き出して文庫1冊にしたのがこの本です
ということを最後の訳者あとがきに書いてました
アーサー王という存在はFGOで知ったく …続きを見る
anna magazine Vol.4 anna magazine
みんな大好きアンナマガジンです。この号は2014年に発売されたこともあって、今のアンナマガジンのカラーとは全然違いますね。昔のPOPEYEっぽい。フォトジェニックな写真を撮ろうとしている。フォトジェニ …続きを見る
ジョゼフィーヌ! (アラサーフレンチガールのさえない毎日) ペネロープ・バジュー, 関澄かおる
フランスのバンド・デシネ。日本刊2014年。
表紙の絵を見ていただいたらわかるように、理想的な海外の絵。みんなが思い浮かべる海外のイラスト。
ジブリのシネマコミックのような、アニメを切り出したかの …続きを見る