つい最近お亡くなりになった、ロッキング・オン創設メンバーの松村雄策さん。
死去されたことを告げるニュースの掲示板で、この『苺畑の午前五時』はいい小説だった、という意見をいくつか目にし、手に取ってみました。
ビートルズ旋風が吹き荒れ、ビートルズの来日を目にし、ビートルズをモロに食らった少年の青春小説。自伝的小説と受け取りました。
でもよくわからなかったなあ。過ごした時代が違いすぎるからかなあ。同年代の人にしたら、あの頃の空気感を見事に描いた!となるのだろうか。
自伝的小説(と受け取った)から、人間関係が変わっていくことの儚さや、成長していくことの葛藤、ライフステージの変化に、時代に抗えないものってあるよなあと思うものの、人生ってそんなに面白いことがポンポン起こるもんじゃないよなあとも思う。あの頃の空気感を伝えることが優先事項なら自分はこの本の読者ではない。だからこういう点数になってしまう。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
anna magazine Vol.4 anna magazine
みんな大好きアンナマガジンです。この号は2014年に発売されたこともあって、今のアンナマガジンのカラーとは全然違いますね。昔のPOPEYEっぽい。フォトジェニックな写真を撮ろうとしている。フォトジェニ …続きを見る
ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で ジョン・M・マグレガー, 小出由紀子
点数をつけるのが不可能
ヘンリー・ダーガーはもちろん存在は知っていましたが、はじめてその作品を見ました
孤高のアーティストという響きだけを聞くと、その作品になにか神秘的なものを感じてしまうけど …続きを見る
ニューレトロ イラストレーション-〝懐かしくて、新しい〟を表現するクリエイターズファイル- パイ インターナショナル
tofubeatsのCDジャケットとか、『スローモーションをもう一度』みたいな、80~90年代のマンガやアニメの影響を色濃く残したイラストを「ニューレトロ」とこの本は呼んでいます。ニューレトロとはもと …続きを見る
北のまほろば―街道をゆく〈41〉 司馬遼太郎
1996年に亡くなった司馬の、94年の冬と夏の旅をまとめたもので、最晩年のエッセイになる。街道をゆくはこの後、三浦半島記と絶筆となった濃尾参州記のみで、一連のシリーズの中でもかなりの厚みがあり、それだ …続きを見る
世界のシティ・ガイド CITIX60シリーズ アムステルダム 和田侑子
アムステルダムに住むクリエイターやアーティストたちが、アムステルダムの観光名所やレストラン、お店、ナイトスポットなどを現地に住む人ならではの視点で教えてくれる観光ガイド本。
POPEYEの街ガイドの …続きを見る
Bonsai 盆栽 新装版 小林國雄
盆栽ってこんなにいっぱい種類があるんですね
片ページに盆栽の写真、もう片ページにその樹木の解説
しかも、ただ種類を紹介するんじゃなくて、松なら松の一級品を、楓なら楓の一級品の盆栽を収めている
…続きを見る
もっと知りたいバウハウス 杣田佳穂
美術館、主に建築の展示に行くと「バウハウスの影響が~」みたいなことが書かれていて、
バウハウスってなにかな、と思ってバウハウスを知る一助として本書を手に取ってみました
バウハウスって学校だ …続きを見る
藤田幸久式モデリングマニュアル―雑多えんたあていめんと。 藤田幸久
先日読んだU井T吾さんのルーツが藤田幸久さんの描かれていた『プラモのモ子ちゃん』にあると知って、藤田幸久さんの本を読んでみました。
『プラモのモ子ちゃん』は版権の関係か書籍化されておらず、藤田幸久さ …続きを見る