つい最近お亡くなりになった、ロッキング・オン創設メンバーの松村雄策さん。
死去されたことを告げるニュースの掲示板で、この『苺畑の午前五時』はいい小説だった、という意見をいくつか目にし、手に取ってみました。
ビートルズ旋風が吹き荒れ、ビートルズの来日を目にし、ビートルズをモロに食らった少年の青春小説。自伝的小説と受け取りました。
でもよくわからなかったなあ。過ごした時代が違いすぎるからかなあ。同年代の人にしたら、あの頃の空気感を見事に描いた!となるのだろうか。
自伝的小説(と受け取った)から、人間関係が変わっていくことの儚さや、成長していくことの葛藤、ライフステージの変化に、時代に抗えないものってあるよなあと思うものの、人生ってそんなに面白いことがポンポン起こるもんじゃないよなあとも思う。あの頃の空気感を伝えることが優先事項なら自分はこの本の読者ではない。だからこういう点数になってしまう。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
謝るなら、いつでもおいで: 佐世保小六女児同級生殺害事件 川名壮志
発生当時、ネットでは犯人の写真から「NEVADAたん」と呼ばれていた事件を追った本
この事件の被害者の女生徒は毎日新聞の地方局局長の娘さんで、彼の部下で日々新聞を作っていた記者が記録した激動の日々
…続きを見る
図書館のプロが教える〈調べるコツ〉: 誰でも使えるレファレンス・サービス事例集 かながわレファレンス探検隊
世に数ある読書術や勉強法の本のいくつかに「調べ物をするときには読みたい資料にたどり着くための力が必要で、この本はその最適解」と書いてあったので読んでみました
読みたい本を探す方法しか載っていない …続きを見る
キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘 西尾維新
西尾維新読者は西尾維新を信用していない。
それはつまらないとかそういう意味ではなく、主人公が抱いている感情や、登場人物たちの発言や、繰り広げられている舞台そのものが嘘である、という意味で。
だから …続きを見る
On Kawara: Date Paintings in 89 Cities on Kawara, Karel Schampers
河原温というアーティストのすごさを最近知りました
河原温のdate paintingはだいぶ前に東京都現代美術館ですでに見ていて、面白い作品だなーという記憶がありました
つい最近まで存命だった …続きを見る
anna magazine Vol.4 anna magazine
みんな大好きアンナマガジンです。この号は2014年に発売されたこともあって、今のアンナマガジンのカラーとは全然違いますね。昔のPOPEYEっぽい。フォトジェニックな写真を撮ろうとしている。フォトジェニ …続きを見る
エイサクノート: 窪之内英策の絵の仕事 窪之内英策
一年の延期を経てようやく発売されました、窪ノ内英策さんの絵の仕事集です。画集みたいなサイズですけど、中身は雑誌『イラストノート』での窪ノ内英策特集をベースにボリュームアップしたものです。
「鉛筆の下 …続きを見る